たんすのこやしを作らないシリーズ、第7回目「アクセサリー」について。小さいから、収納スペースをとらないため、数を増やしやすいのがアクセサリー。ジャマにならないし…と気持ちのおもむくままに買っていたら、あっという間に増えてしまいます。なので、買うときの心のブレーキはしっかりきかせておきたいものです。今回の極意を知って、たんすのこやしになるアクセサリーをこれ以上増やさないよう努めつつ、今あるアクセサリーのなかで、本当に使えるものをしっかり厳選しましょう。
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たんすのこやしを作らないアクセサリー選びとは
まず大前提として、アクセサリーはタイプがまったく違うものを持ちましょう。
例えば、デザインは全く同じでシルバー、ピンクゴールド、ゴールドと色違いのネックレスを持っているとします。自分から見たら、全然違うものかもしれませんが、他人からは全部同じに見えてしまいます。存在感のない華奢なものであればあるほどです。とくに高額なジュエリーが当てはまります。
高額で希少なものを所有しているという満足感は満たされても、自分をおしゃれに見せるために貢献はしないので、もし高いお金をかけた分だけおしゃれに見せたい、きちんと使いこなしたい気持ちがあるのなら、タイプはがらりと変えましょう。
似たようなものや、箱に入れたまま使わず眺めてばかりのアクセサリーは、いちばんの断捨離対象です!
アクセサリーの適正量って?
先ほど説明したことを踏まえたうえで、適正量をライフスタイルから割り出すといいでしょう。
例えば仕事上、服装が自由でアクセサリーを欠かさず、1週間毎日違う服を着る人なら、服に合わせてアクセサリーも全部変えるとして7パターン。
仕事が制服でアクセサリーは禁止、もしくはシンプルで小さいものなど制限がある人なら、仕事の日は毎日同じアクセサリー、お休みの日には違うアクセサリーとして、2パターンといったところでしょうか。
毎日アクセサリーを着けない限り、タイプがまったく違うものが2~3パターンあれば十分ですよ。
3つではなく、「3パターン」とはこういうこと!
“3つ”ではなく、“3パターン”と言ったのには理由があります。
アクセサリーはコンビネーションをあらかじめ考えて揃えたほうが、コーディネートをするときにとても簡単ですし、いちいち悩むことがありません。
アクセサリーは単体よりも、2~3アイテムをセットとして使う方が、シンプルなデザインのものであっても洋服に埋もれず、しっかり際立たせることができます。
個性的なデザインものものであれば、単体でつけるとそれだけが浮いてしまい、いかにも“つけてます”状態になりがちなのが、セットとして使うことでコーディネートに深みを出し、一気におしゃれ上級者に見せてくれます。
つまり、アクセサリーの場合は地銀の色が同じものや、デザインやイメージが似ているものなどをネックレスとイヤリング、ブレスレットとリングといったように、2アイテムをセットとして揃えるとよいですよ。
次回のたんすのこやしシリーズでは、「パンツ」についてお話します。