だんだんと気温が上がり、春らしい暖かな日が増えてきました。季節の移り変わりとともに、肌も変わり目を迎えるときです。春は花粉やホコリ、汗や皮脂などで肌が汚れやすくなるので、肌にやさしい洗顔をして、肌を清潔に保ちましょう! 今回は春の洗顔にもぴったりの、泡で出てくる洗顔料をご紹介します。
Contents 目次
肌が汚れやすい春、でも洗顔のリスクには気をつけて
気温が上がってくると、汗や皮脂が出やすくなり、肌がべたつくことが増えてきます。また、風でホコリが舞いやすく、花粉やPM2.5なども肌につきやすくなります。汚れや刺激物質が肌についたままだと肌トラブルの原因になるので、この時期のお手入れでは、きちんと洗顔することがとても大切になります。
ただし、汚れを落とそうと、肌をゴシゴシこすったり、何度も洗顔をくり返したりすることは、かえって肌への負担になるので要注意です。
肌にやさしい成分が配合された洗顔料を選び、たっぷりの泡でこすらずに洗うことを心がけていきましょう!
やさしく洗える、泡で出る洗顔料2品をレビュー
チューブタイプの洗顔料は、自分で泡立てるのがめんどうに感じることもあるかもしれませんね。また、泡立てるときに、水を足す量が多いか少ないかによって、洗浄力が弱まったり強まったりする可能性もあります。泡立てが足りないまま肌につけてしまうと、泡の弾力が足りずに肌をこすってしまうことも…。
そんな泡立てが苦手な人に朗報です! 最近は泡で出てくる洗顔料の種類が豊富になってきて、さまざまな使い心地のタイプを選べるようになってきました。
最初から泡で出てくる洗顔料なら、泡立ての手間が省けて時短になるだけでなく、洗浄力や泡の弾力が均一で、肌にやさしい洗顔がしやすい、というメリットがあるのです。
今回は、泡で出てくる洗顔料の中から、配合成分が個性的で使い心地もいい2品をセレクトしてみました。私が実際に使ってみてよかったポイントをご紹介します!
1.マリコール ムース フィトオキシジェン
フランス・パリ発のエステティックブランドであるマリコールの洗顔フォームです。全成分の95%を自然由来の原料が占めています。洗浄成分も自然由来で、きめの細かい泡を作り、肌の汚れをとりのぞきます。石けん成分不使用ということからも、肌へのやさしさが伝わる洗顔料です。
とくに注目なのは、皮ふ常在菌のバランスを整え“美肌菌(善玉菌)”を育てる整肌成分バイオエコリア配合で、すこやかな肌に導く効果です。肌のうるおいを守るために欠かせないバリア機能が整うので、洗顔しながらもゆらぎにくい肌になれますよ。また、肌を保湿しやわらかい肌に整えるアロエベラ エキスが配合されています。
◎ふわふわと軽い泡が心地いい
ムース フィトオキシジェンの泡はとっても軽くてふわふわなので、肌ざわりが心地いいです。この泡をつぶさないように、肌に、そっと伸ばしましょう! わたあめのようにふかふかとした泡を楽しみながら洗顔してみてくださいね。
◎やわらかでもちもちの肌に整う
タオルドライしたあとの肌は、手のひらが吸いつくように、もちもちとしたやわらかさです。肌がきれいになったさわやかさと、肌がうるおった心地よさを感じられて、次に洗顔するのが楽しみになってしまうほどでした。
香りはハーブのようなフレッシュさで、洗顔中もしっかりとした香り立ちです。朝の洗顔にぴったりの爽快感がある香りですよ。
2.ボノトックス BENI レッドジンセンヘリテージオイルフォーム
韓国発のコスメブランド、ボノトックスのBENI レッドジンセンヘリテージオイルフォームは、オイルなのに泡で出てくるという、独自技術で作られた洗顔料です。通常の洗顔としてだけでなく、ダブル洗顔不要のクレンジングとしても使うことができます。
韓国の老舗高麗人参ブランドである韓松精(ハンソンジョン)の高麗人参から抽出されたレッドジンセン(紅参)オイルを配合しています。希少な高麗人参であり、手間ひまをかけて熟成させているという紅参には、特有の抗酸化成分であるジンセノサイドが含まれ、肌の張りや弾力をサポートしてくれるそうです。ほかに14種の植物オイルや豊富な保湿成分も含まれている、まるで美容液のような洗顔料なので、洗顔しながらエイジングケアまでできるのがうれしいですね!
また、洗浄成分は、植物由来の界面活性剤であるキラヤ樹皮エキスを使用しています。天然の抗酸化成分であるサポニンを含んでいるので、やさしく洗いながら肌のうるおいを守るケアができますよ。
◎しっとりした泡が肌に密着
レッドジンセンヘリテージオイルフォームの泡は、たっぷりのオイルが配合されているだけあって、濃密でしっとりとした感触です。やわらかな泡が肌にぴったりと密着して、肌の汚れは吸着し、うるおいはしっかりと与えてくれます。
◎なめらかで張りのある肌に整う
タオルドライしたあとの肌は、つるんとなめらかな質感になれます。肌にふれるとピンとした肌の張りを感じられます。洗うたびに、自分の素肌に自信をもらえるような、そんな洗顔体験ができました。
香りは高麗人参の印象そのものの、さわやかな香りです。独特の香りに感じるかもしれませんが、使うたびにその香りがやみつきになって、今では普通のいい香りの洗顔料ではもの足りないと感じるほどです。
好みの洗顔料はどちら? 肌への効果や使い心地で選ぼう!
私の体験をもとに、それぞれの洗顔料の特徴や使用感を簡単にまとめてみます。通常の洗顔はマリコール、クレンジングも兼ねたいときはボノトックスというように、それぞれを使い分けしてもいいでしょう。泡のタイプや香りが異なるので、肌の状態や気分によってどちらかを選べば、洗顔しながらもリフレッシュすることができて楽しいですよ!
【マリコール ムース フィトオキシジェン】
<特徴> フランス・パリ発コスメ。自然由来成分95%で肌をいたわりながら洗い、健やかな肌へ導く美肌菌を育ててしっとりうるおう肌に
<泡のタイプ> 軽くてふわふわ
<洗い上がりの肌の感触> やわらかくてもちもち
<香り> ハーブのようなフレッシュな香り
【ボノトックス BENI レッドジンセンヘリテージオイルフォーム】
<特徴> 韓国発コスメ。希少な高麗人参由来のレッドジンセンオイルが配合された美容液のような洗顔料で、肌の張りと弾力をサポート
<泡のタイプ> 濃密でしっとり
<洗い上がりの肌の感触> 張りがありなめらか
<香り> 高麗人参ならではの独特のさわやかな香り
みなさんはどちらがお好みでしょうか? 泡立ていらずの洗顔料なら、毎日の洗顔が心地よく、楽しくなるはずです!春の肌のお手入れに、ぜひ、とり入れてみてくださいね。