加齢と共に、同じ年齢でも見た目年齢がまったく違うほど、エイジング化が進む人、食い止められる人がいます。一体なにがエイジング化の原因なのでしょう? 今回は雑誌等メディアでも活躍する、美容師の木村旭宏さんに、髪の毛のエイジング化について、老けこむ髪と老けこまない髪の違いを教えていただきました。
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弾力の違い
老けている髪と、老けていない髪は、まず髪の弾力の違いがあります。
老けている髪とは、1本1本が細くなり、弾力がなくなる髪のことで、ボリュームが出なくなっている髪ということです。
つまり老けていない髪とは、ボリュームが出ている髪のことになります。
頭皮に栄養を与えたり、髪の毛をふんわりさせるシャンプーやケア製品を取り入れることで、老けていない髪づくりができます。
見た目ですぐ表すなら、スタイリングの時にトップのボリュームを出すことです。
髪を乾かしたり、カーラーを使うときでも、必ず毛の流れと逆の方向へ流したり巻いたりすることで、立ち上がりの強化するとよいでしょう。
こうすることで、ボリュームが出て、視線が上に集まることにより、顔のたるみも目立ちにくくなります(木村さん)
潤いの違い
髪の潤いの差が、これもまた老けている髪、老けていない髪との差になります。
年齢と共に髪全体の艶がなくなることで、パサつきやダメージが目立ちやすくなり、ダメージそのものも受けやすくなるので、特にパーマのケアは年齢と共に必須。
潤い力の高いトリートメントを使って、髪の毛に栄養を与えるケアを徹底することが、老けていない髪に繋がります。
スタイリングする時には、ツヤが出るスタイリング剤を使いながら、ブローを丁寧に行ってください。前髪や毛先といった、目立ちやすい部分は、特に丁寧に。
最近は、ヘアビューザーや復元ドライヤーといったような、使うだけでツヤが出るヘア美容器具がありますので、ぜひ使うことをおすすめします(木村さん)
3つ目のポイントは、「分け目」です。