今ゲットしたいアイテム：コート

セール終盤に買っておくとトクするもの。ひとつめは、コートです。
昨今急激なインフレが進んだことで、衣類も軒並み値上がり。コートのような値段が張る大物は、定価自体が値上がりしたことで、発売した年内はもちろん、年明けのセールでも高くて買えない状態だったということは、決してめずらしいことではありません。
値下げしない、値下げ率が低いコートが、セール終盤の今、値下げ対象になったり、値下げ率がアップされていることがあります。このチャンスを、ぜひものにしてください。
買って得するコートとの目安は、「素材がいいもの」です。
衣類に使用する原料自体が高騰しているため、カシミヤやウール、ダウンを多く使用しているコートは、2023年の秋冬には、とくに高額になることが予想されます。
こういった天然素材を多く使ったコート、さらに条件をいうと日本製か、輸入ものなら欧州製であれば、絶対“買い”です。
+αとして、裏地がついているコートは、かなりねらい目です。生産するうえでのコストダウンを考慮して、最近は裏地なしのコートが多いため、裏地があるコートはとても貴重。
とくに裏地の素材がキュプラやシルクを使用し、かつ軽量ならまちがいなく“買い”です。
ちなみに、真冬の寒さが続く初春に着られる、キャメルやベージュなど、ベーシックな淡いカラーがイチ押しですよ。

今ゲットしたいアイテム：ニット

コートと同じく、ニットもカシミヤ100％やウール100％のような、上質な素材を多く使用しているものがセールになっていたら、絶対“買い”です。
同じカシミヤニットでも、定価が安価なものと、定価が高価なものを比較すると、高価なものは毛玉ができにくい、型崩れしにくいという利点があります。これは、短期間で着用しただけではわからないもので、長く着用してこそわかることなのです。
さらに条件を言うなら、ベーシックな型・色・無地がおすすめです。
毎年ありそうな定番も、手持ちの似たようなニットと比べると、着てみると一目瞭然。素人目にはわからないリモデルがしてあり買い替えたい１枚になりますよ。
コートと同じく、2023年の秋冬を迎える頃には、さらなる値上げでもう手が出せない価格…なんてこともありえますので、セール終盤のうちにゲットしておくことをおすすめします。

今ゲットしたいアイテム：シースルーアイテム

買って得するセールアイテム。最後におすすめするのは、「シースルーアイテム」です。
透け感のある服は、昨年から引き続き、今季が本番といったところ。
そのため、昨年以上に今年はシースルーアイテムをいろいろなお店で見かけるようになります。
トレンドの継続目安は、約３年。ということは、来年もまだまだ下火にはなりません。セール終盤で質がいいものを安く手に入れておくことができたら、すぐに傷んだりすることなく、今年、来年とたくさん活躍します。
さらに条件を言うなら、インナー使いができる、ベーシックな型、色、無地のトップスがおすすめです。長いシーズンで使うことができ、着こなしのバリエーションもつけられるため、短期間で多く着用することができます。
注意点として、透け感が自分にとってベストかをたしかめるためにも、必ず試着をしてから購入してくださいね。

セール終盤もまだまだ掘り出しものはあります。ぜひ見つけてくださいね。