CATEGORY : ビューティ |ヘアケア
時短でも毛先までトゥルンとまとまる! 新タイプのシャンプー&トリートメントの使い心地をレポ
最近のヘアケアコスメは、今までにない新しいタイプのアイテムが続々登場しています。しかも、時短でケアが完了するものも多く、毎日忙しく時間がない人でも、まるで時間をかけてケアしたような実感の高いアイテムが増えています。コスメコンシェルジュの私が、使ってみてよかったおすすめのシャンプーとトリートメントをご紹介します!
Contents 目次
1.シャンプーとトリートメントが1ステップでできる! 「cocone クレイクリームシャンプー」
クリームシャンプーとは、泡立たないクリームタイプのシャンプーのことです。1品でシャンプーの洗浄効果と、コンディショナーやトリートメントの保湿効果や補修効果に加え、頭皮をマッサージしながら洗うのでスカルプケア効果も期待できます。今までなら3品以上使い、何度も洗い流しをする必要がありましたが、クリームシャンプーを使えば、1度の洗い流しでもしっかりとヘアケアをすることができますよ。
cocone クレイクリームシャンプーは、配合されているマイクロクレイと活性炭が、頭皮や毛穴の汚れをしっかりと洗浄してくれます。
また、クレイに含まれるミネラル成分や、8種類をブレンドしたオーガニックオイルが、傷んだ髪に栄養を与えしっかり補修するので、髪内部にうるおいを与えてくれます。
クリームシャンプーの使い方と、実際に試した使用感をご紹介しましょう。
シャンプー前には髪をブラッシングして髪のもつれをなくし、汚れを浮かしておきます。そのあとに、頭皮や髪をしっかりとお湯ですすぎ、予洗いをしておきましょう。
手に取ると、クレイという名の通り、灰色のクリームです。こっくりとした濃厚なクリームですが、ぬれた頭皮や髪になじませるとさっとのび広がり、クリームがダマになるなどのもたつき感はありません。
シャンプー中はやさしいアールグレイの香りがふんわりと漂って、リラックスできますよ。
まずは1~2プッシュ分を頭頂部中心になじませ、指の腹で頭皮をマッサージします。ぬらした髪や頭皮の水分とクリームがなじむとのびが軽くなり、頭皮全体に行き渡りやすいと感じました。頭皮につけるとほのかにメントールのさわやかさを感じますが、冬場の使用でも寒いと感じるほど強くはありません。シャンプーが泡立たなくてもすっきりと洗えているという実感があります。
そのあと、1プッシュ分を追加して後頭部を洗い、最後に髪の長さに応じて1~3プッシュを追加して、毛先までなじませます。トリートメント効果をしっかり感じたい人は、2分ほど待ってから洗い流しをするといいそうです。
洗い流しのときから、髪がトゥルン!となめらかになったのを感じ、髪内部がスカスカになってパサつきやすい自分の髪が、しっかりと内部までうるおっているような手ごたえを感じました。たった1回の洗い流しのステップでここまでのダメージケア効果が感じられることに、正直驚いてしまいました。
coconeクリームシャンプーを使用した髪と、私が普段使っている保湿タイプのシャンプーとコンディショナーの2品を使用した髪で、乾かしたあとの仕上がりの違いを見てみましょう!
普段使用しているシャンプーとコンディショナーの仕上がりでは、いつもヘアオイルをプラスして、髪のまとまりをよくする必要がありましたが、coconeクリームシャンプーを使用した髪は、毛先までなめらかで、そのままでもまとまりがいいと感じました。
泡立たないクリームシャンプーで洗っても、使用後の地肌はすっきりとしていて、ベタつくようなことはありませんでした。1ステップでこのような仕上がりならば、特に時短を意識しないときでも、ついついこちらを使いたくなってしまうかもしれません。
2.トリートメントの待ち時間はたった10秒! 「saranara ウォーターサロン シルク トリートメント」
韓国発のsaranara ウォーターサロン シルク トリートメントは、ウォータータイプのヘアトリートメントです。加水分解ケラチンが、傷みによって開いてしまったキューティクルを閉じ、加水分解シルクや17種類のアミノ酸独自成分の効果により髪にうるおいを与え、ハリコシのある髪に導いてくれますよ。また、保湿力の高いワインビネガーに、カモミール、ラベンダー、ペパーミント、ローズマリーの4種類のハーブがプラスされていて、髪に栄養成分を補給してくれます。
先端の細い突起が印象的なボトルは、突起を左右に回すだけで容器の開け閉めができるので、キャップのつけ外しの手間がかかりません。
ウォーターサロン シルク トリートメントの使い方と、実際に試した使用感をご紹介します。
中身を手に取ると、さらりとしたウォータータイプです。一般的なクリームタイプのトリートメントと比べると、少量でも髪全体にムラなく広げやすく、傷んだ髪のすみずみまでスムーズに浸透します。
香りはさわやかなハーブ調ですが、あとに残りにくいほのかな香りだと感じました。手持ちのシャンプーと組み合わせる場合でも、香りの相性は違和感なく使うことができました。
ウォーターサロン シルク トリートメントをシャンプー後のぬれた髪になじませると、手のひらにじわっと温かさを感じます。まるで美容院でトリートメントをしているような、スチーム効果を味わうことができますよ。最初の見た目は透明ですが、水になじむと乳化してコクのある白いクリーム状に変化し、傷んだ髪をしっかりとコーティングしてくれます。
ところで、お風呂の中で、トリートメントの洗い流しを待つ時間というのは、意外と長く感じるものではありませんか?ウォーターサロン シルク トリートメントは、放置する時間は必要なく、髪になじませる時間はたった10秒で十分、というのが、特に魅力に感じるポイントです!
10秒ほどで洗い流せるのに、トリートメントを数分間じっくりと浸透させたかのように、毛先までつるんと指通りがよくなりました。
乾かしたあとの仕上がりがこちらです。
左の普段使用しているシャンプーとコンディショナーの仕上がりでは、髪のうねりが出て毛先が広がっていますが、右のウォーターサロン シルク トリートメントの仕上がりでは、髪がストンとまっすぐにのび、毛先までまとまっています。
ドライヤーで乾かしただけでも髪がまとまるので、スタイリングが格段にしやすくなったと感じました。私が普段使用しているシャンプーやコンディショナーより価格はお高めですが、スタイリングの手間が減ることや、ヘアオイルなどをつける必要がなくなったことを考えると、ぜひ今後も使い続けたいアイテムです。
3.仕上げにつけて洗い流すだけでOKのスカルプケア! 「イヴ・ロシェ リンシングビネガー」
イヴ・ロシェは、フランス発のボタニカルビューティケアブランドです。こちらのかわいらしいボトルは、お酢を使ったヘアケアアイテムである「リンシングビネガー」です。
髪の毛にお酢?!と驚くかもしれませんが、リンス代わりにお酢を使う、というのは、フランスで古くから伝わるおばあちゃんの知恵のようなものだそう。
発売されているのは「さらキララズベリー」「うるツヤモリンガ」「軽やかネトル」の3種類で、香りや仕上がりの好みに合わせて選べますよ。私の髪悩みは、髪のダメージによるパサつきなので、今回はツヤ髪効果が期待できる「うるツヤモリンガ」を選びました。
こちらのリンシングビネガー うるツヤモリンガには、モリンガの種の抽出成分が配合されていて、普段のシャンプーでは落としきれないPM2.5などの微細な汚れもさっぱりと落としてくれます。さらに、ワサビノキ種子エキスが頭皮のコンディションを整えてくれます。
リンシングビネガーの使い方と、実際に試した使用感をご紹介します。
リンシングビネガーを使うタイミングは、シャンプーやコンディショナー、ヘアマスクなどを使用した、お風呂でのヘアケアの最後です。
フタを開けると、ボトルの口元は小さな穴になっていて、ヘアトニックのように振り出して使います。地肌に5振り、毛先に5振り程度が使用量の目安です。
中身を出すと、フルーティな甘さとはじけるようなさわやかさを感じる香りがふわっと広がります。お酢のニオイはとくに気にならず、意識してかげばほのかに感じるかな?というレベルで、ツンとした刺激臭などは全くありませんでした。むしろフランス製らしい華やかな香りに、気分が明るくなります。残り香も強めなので、ヘアフレグランス感覚でも使えそうです。
手に取ると、まるで透明の水のようです。クリームやオイルのトリートメントなどのように、髪や指にまとわりつかず、さっぱりとした感触が特徴です。とてもさらりとしているので、頭皮や髪につけると少量でもすぐに全体に広がりやすいと感じました。
頭皮になじませたあとは、指の腹でもみこむように地肌のマッサージをします。毛先までなじませたら、2分ほど置いた方が効果的だそうなので、少し待ってから洗い流しをして終了です。
洗い流し中の髪の手ざわりは、毛先までつるんとやわらかくなり、髪のボリュームがしゅん!と減ったように感じられました。
先にご紹介したcoconeクリームシャンプーを使用したあとの髪に、リンシングビネガーを使って仕上げた髪と使わなかった髪で仕上がりを比べてみましょう!
左の画像のリンシングビネガーをプラスして仕上げた髪は、髪のまとまりがさらによくなり、毛先までツヤが出ています。「うるツヤモリンガ」という名の通りのツヤ髪効果を実感することができたので、髪にツヤをプラスしたい人は、ぜひ試してみてくださいね!
いかがでしたか?最新のヘアケアアイテムなら、時間をかけずとも、髪の仕上がりのよさをアップすることができました。気になる人はぜひとり入れてみてくださいね!