3月13日より、新型コロナ対策のマスクの着用は原則として「個人の判断に委ねる」ことが発表されました。脱マスクに向けて動き出している人も多いのではないでしょうか。一方で「マスクをはずす生活に向けて何か対策をしよう」という意識はあるものの、実際何から始めればよいか悩んでいる人もいますよね。長らく続いたマスク生活により、隠れていた顔下半分に自信がない人も多いようです。そこで、エステティシャンの寒川あゆみさんに表情筋ケアにおすすめのアイテム試してもらいました。
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ほうれい線、口もと、フェイスラインのたるみの原因は?
マスクの自由化により、マスクをはずしたときに気になるほうれい線、口もと、フェイスラインのたるみをなんとかしたいと感じる人も多いのではないでしょうか。今回はマスクで隠れていた部分の悩みやケアの仕方についてご紹介します。
顔には表情を作る筋肉(表情筋)があり筋力の低下によって皮膚も低下し、ほうれい線が深くみえる、口もとがゆるむ、フェイスラインのたるみやもたつきを感じるようになります。
さらに肌内部のコラーゲンの減少によって肌のうるおい、ハリ、弾力がない、脂肪や老廃物によって厚みや重みが加わり顔が大きく見えると感じてきます。
誰しも年齢とともにコラーゲンの減少や筋力の低下によって老化(自然老化)しますが、日々の紫外線によるダメージ、摩擦などの外的刺激、ケア不足、マスクで見えないからと油断していた、表情を動かす機会が減ったなど(環境老化)によってほうれい線や口もと、フェイスラインの悩みを加速させます。
たるみがあるのとないのとでは顔の引き締まり感や印象、見た目年齢を左右するため、日々のケアによって老化を加速させないことが大切です。
ほうれい線、口もと、フェイスラインのたるみにはマッサージ・美顔器・スキンケアが大切
1.マッサージケア
たるみの根本的な原因は筋力の低下ですが、筋肉の周りには脂肪や老廃物が停滞しやすいためマッサージで筋肉をほぐし老廃物を流しましょう。
2.美顔器、サロンケア
顔の筋力を強化するには筋肉にアプローチする機能(EMSやマイクロカレントなど)を持つ機械を使ってセルフケアするかプロの手を借りてケアするのがおすすめです。
表情筋のトレーニングをすることでほうれい線や口もと、フェイスラインが引き締まりリフトアップ効果が期待できます。
3.うるおい、ハリ、弾力にアプローチするスキンケア
肌のうるおい、ハリ、弾力が高まると肌が引き締まり、毛穴が目立ちにくい肌に見えます。保湿成分やエイジング成分が配合された美容液やシートマスクをとり入れるのがおすすめです。
たるみをなんとかしたい!アイテムを活用して効果を検証
年齢とともに感じるたるみをなんとかしたいと感じるなら、筋肉層や脂肪層にアプローチする美顔器などのアイテムを活用するのが近道。
今回2つの美顔器を使い、効果を検証してみました。
むくみや脂肪のもたつき・顔の丸さが気になる人におすすめ「ドクターエア エクサガン ハイパー」
「エクサガン ハイパー」は振動によってデコルテ、首、顔の筋肉を刺激し、ケアするボディケアツールです。シリーズの中でも最軽量なので持ち運びもしやすいです。
電源ボタンを押すと、青色(弱・モード1)は約2000回/分、緑色(中・モード2)は約2500回/分、赤色(強・モード3)は約3000回/分、黄色(顔・モード4)は約650回/分に設定できます。
左からソフトブラシ、ポイント、ワイドのアタッチメントが付属されていて、ほぐしたいポイントに合わせてケアすることができます。
私はソフトブラシのアタッチメントをつけて黄色モードで首すじ、耳下腺、フェイスライン、ほうれい線を重点的に半顔5分ずつを10日間おこないました。
前後に振動がおき、かたくなった筋肉を刺激したり、老廃物のつまりがほぐれるように感じました。
1回のビフォーアフターでも耳下腺のむくみ、咬筋(こうきん)のこりがほぐれる、血行がよくなり肌のトーンアップなどを感じました。
続いて、10日間使用してみました。
・横を向いたときの耳下腺のつまりが解消され、フェイスラインがすっきりした
・かみ合わせや口周りのこりがほぐれ、すっきりした
・ほお全体がキュッと引き締まった と感じました。
【ドクターエア エクサガン ハイパーはこんな人におすすめ】
・首、肩、顔のこりや疲れを感じる
・歯を食いしばるくせがある
・耳下腺のつまり、むくみ、脂肪が多めでもたつき感をすっきりさせたい人
皮膚の引き締め、毛穴ケア、肌のハリ弾力を高めたい人におすすめ「ヤーマン フォトプラスシャイニー」
フォトプラスシャイニーはケアしたい内容によってモードを設定でき、デイリーケア、ウィークリーケアに使える美顔器です。
毎日のケアとして肌をトリートメントしたい人にはDAILYモードがおすすめ。筋肉を引き締めるEMS、化粧水や美容液を導入するイオン導入、ニキビ、シワ、シミ、くすみにアプローチするLED(赤)の機能でケアできます。
週末などに気になる部分だけ集中ケアしたい人にはWEEKLYモードがおすすめ。
血液やリンパの流れを高めるラジオ波のRF、イオン導出などの角質ケアができるCLEANモード。
RF、DYHP(ヤーマン独自の浸透技術でハイパーパルスとEMSによって一時的に肌をゆるめて高分子成分を浸透しやすい状態にするダイナミックハイパーパルス)、LED(赤)機能によって導入や引き締めができるDYHPモード。
RF、引き締め機能のマイクロカレントで目もとの引き締めができるEYECAREモード。
冷却とLED(青)機能でニキビや毛穴ケアができるCOOLモードがあります。
私は化粧水を塗布し、シートマスクの上からウィークリーモードのDYHPとCOOLで半顔5分ずつを10日間おこないました。
DYHPモードはじんわり温かくキュッキュッと筋肉を引き締める電気を感じ、
COOLモードは冷たく毛穴が引き締まるような感じです。
1回のビフォーアフターでもほおの筋肉が引き締まり、フェイスラインやほうれい線が目立ちにくく、ほおの毛穴の引き締りを実感しました。
続いて、10日間使用しみました。
・まず肌のキメ細かさ透明感、ハリつやが高まり、毛穴が目立ちにくくなった
・ほおの位置が高く丸みが出て、ほうれい線が目立ちにくくなった と感じました。
【ヤーマン フォトプラスシャイニーはこんな人におすすめ】
・肌のハリ、弾力を高めたい
・ほおの筋肉が低下、たるみ毛穴を引き締めたい
・ほうれい線、口もとをキュッと引き締め、目立ちにくくしたい人
いかがだったでしょうか。
年齢とともに進む老化+日々のダメージによってほうれい線、口もと、フェイスラインのたるみが気になると感じるため、日々のスキンケアに加えてマッサージやアイテムを活用してこれ以上深刻にならないようにケアしてみるといいですね。
ぜひ参考にしてみてください。