「卒乳したらバストのサイズが妊娠前よりダウンした」「ハリがなくなってしぼんだみたい」など、産後ママに多いバストの悩み。仕方がない...とあきらめないで! 卒乳したらすぐに実践したい「美おっぱい」の作り方を、「こがおっぱいメソッド」で人気の美乳研究家・MACOさんに教えていただきました。
Contents 目次
なぜ、産後に残念おっぱいになるの?
産後のおっぱいは、母乳を出すための乳腺がパンパンに張ってフル稼働の状態。それが、卒乳が近づき乳腺の働きが減ると同時にハリも減少、そして卒乳と同時にしぼんでしまいます。しぼんだ乳腺の隙間にやわらかい脂肪が入り込み、あんなにハリのあったおっぱいが、ふにゃふにゃしたやわらかい感触になってしまいます。さらに急にしぼむことで、皮膚が変化についていけず、だらんと伸びきったままに。これが産後の「残念おっぱい」。
「垂れるどころか妊娠前よりサイズも小さくなり、2カップもサイズダウンした人もいます。妊娠、出産、授乳を機に、ラクなブラに変えてしまうのも原因のひとつ。ノーブラは絶対にだめ!」とMACOさん。
「こがおっぱいメソッド」で、BカップからFカップにサイズアップしたMACOさんは、出産後もFカップの美乳をキープ!
その秘訣とは…。
産後ママ「美おっぱいへの道」4か条
MACOさん直伝、残念おっぱいにならないためのケアをご紹介します。残念おっぱいになってしまった人も、今からでもきちんとケアすることで、「美おっぱい」が手に入るはず!
その1、正しいブラジャーの選び方
そろそろ卒乳かなと思ったらまず見直して欲しいのが、ブラジャー。
選び方のポイントは?
- わきのお肉をしっかりブラジャーに収めるために、ストラップが外側についていること
- 垂れ気味のおっぱいをしっかり吊り上げるための、太いストラップ
- サイドは幅が広い脇高で、おっぱい周辺の脂肪をしっかり入れ込みます。
- おっぱいの形を整えてきちんと支えるワイヤー入り
- カップは大きめでおっぱいをきちんとホールドしてくれるもの。
- アンダーはジャストサイズのものを。補正ブラに頼るのも手です。
その2、「美おっぱい」は意識と美しい姿勢から
育児中は、どうしても猫背になりがち。そのままにしていると、猫背はおっぱいが垂れるだけでなく、ぽっこりお腹や顔のたるみの原因にも。おっぱいを引き上げる役割がある背中の僧帽筋を使って背すじを伸ばすと、自然と体の前面を引き上げてくれます。日頃から姿勢を意識することが大切です。
その3、卒乳と同時に始めたい、簡単エクササイズ
卒乳したら、育児の合間にエクササイズをとり入れてみて。
<こがおっぱい®筋ほぐし+二重あご予防エクササイズ>
- 肩甲骨を寄せるように両腕を後ろに回して、手を組みます。できるだけひじを曲げないように肩を後ろに8回回します。
- 両腕を斜め下に伸ばして胸を開いたら、斜め上を見ます。舌を天井方向に突き出して10秒キープ。
<肩回し>
肩に指先を置いたら、手を離さずにひじを上に上げます。シュッと勢いよく息を吐きながら、ひじを回します。回すときは腕の重みを利用して素早く回すのがコツ。前後に8回ずつ回します。
その4、美おっぱいを作る、食事&睡眠のケア
<睡眠>
成長ホルモンが分泌される入眠してからの3時間は、起きないようにすることがポイント。子どもが寝た後に何かしようと起きていると、いざ、自分が寝ようとすると子どもが起きてしまうので、睡眠時間がどんどんなくなってしまいます。子どもと一緒に寝てしまえば3時間は睡眠が確保されます。
<食事>
美乳に直結する食事はとても大切です。筋肉も皮膚にも欠かせないたんぱく質は、肉、魚、卵、大豆などから偏らずにバランスよくとることが必要です。
卒乳後は、太りやすい体質になるので、できるだけ糖質は控えめに。どうしても甘いものが欲しいときは、果物やナッツ、ドライフルーツを。
忙しい子育ての中でも、卒乳後におっぱいを意識する人としない人では大きく差が出るそう。楽しみながらケアして、ふわふわの上向き「美おっぱい」を目指しましょう。
撮影/田辺エリ ヘア&メイク/斎藤節子 文/高野瞳