本格的な冬が訪れ、空気の乾燥や気温の低下が進むと、肌の乾燥だけではなく髪のパサつきや頭皮のカサつきも深刻さを増していきますね。髪や頭皮がしっかりうるおえば、心までうるおい、ご機嫌な気分で過ごせます! いつも頑張っている自分へのご褒美のつもりで、毎日のヘアケアを充実させてみませんか? おすすめのヘアケアアイテムと使い方のポイントをご紹介します!
Contents 目次
1.頭寒足熱で爽快! オーガニックのスカルプクレンジング
ベタつきやカサつきがない健やかな頭皮を保つためには、余分な汚れを落とし必要なうるおいを与えるケアが大切です。週に1回、お風呂の中でできる頭皮のディープクレンジングなら、時間をかけずに気持ちよく、頭皮ケアをスタートすることができますよ。
「ヴェレダ ローズマリー スカルプクレンジング」は、頭皮のディープクレンジングができるアイテムです。シャンプーやトリートメントを使う必要がなく、この1品だけでクレンジング、マッサージ、トリートメントができるので、時短で洗髪が完了できます。頭皮のお手入れになかなか時間がかけられない人に、ぴったりのアイテムではないでしょうか。
ローズマリー スカルプクレンジングは、天然由来成分100%のオーガニック素材でできています。頭皮をしっかりと洗浄してくれるのは、2種のクレイと竹炭を配合したペーストです。
毎日シャンプーしていても、皮脂やスタイリング剤が落としきれずにたまっていることも。私自身の経験では、忙しいときについシャンプーが雑になってしまい、これでは汚れを落としきれていないかも…と心配になることがあります。そこで週に1回はスカルプクレンジングを行って、余分な汚れをしっかり落とすようにしています。頭皮を指の腹でマッサージしながら洗うと、毛穴の汚れがリセットされたようにスッキリし、かたくなりがちな頭皮もやわらかくなります。
また、ローズマリー葉エキスやヨーロッパ白樺葉エキス、ナギカタ根エキス、キハダ樹皮エキスなどのオーガニック植物成分や植物オイルが頭皮や髪を保湿してくれます。洗い流したあとの髪は指通りよく仕上がるので、この1品のみの使用でも、髪がきしむようなことはありません。
ドライヤーで乾かしたあとの髪はやわらかく仕上がるので、髪のハリやコシが欲しい人は、あとからご紹介するヘアオイルでツヤやハリ感をプラスするといいでしょう。
●半身浴+スカルプクレンジングの「頭寒足熱」がリフレッシュのカギ!
スカルプクレンジングと言うと、スーッとする清涼成分が配合されていて、気温が低い時期に使うと寒くなってしまいそう、と心配な人もいるかもしれません。たしかに、このスカルプクレンジングで頭皮マッサージをしていると、じわじわと清涼感が高まってくるのがわかりますが、頭全体や首すじがスーッと冷えるほどではないと感じます。湯船でしっかりと体を温めたあとに使うと体のぽかぽか感に、スッキリとした頭部の爽快感が合わさって、まさに「頭寒足熱」の状態が味わえます。たまった疲れまでリフレッシュすることができますよ!
●ヘアブラシの刺激でスカルプケア効果がアップ
スカルプクレンジング中に、シャンプーブラシとしても使えるヘアブラシで頭皮を刺激すると、マッサージ効果が高まります。「コバコ ヘアスムースブラシ(ハード)」は、髪をとかすように動かすだけで、かためのピンが頭皮に心地いい刺激を与えてくれますよ。バスルームで使ったあとに丸洗いもできますし、コンパクトサイズでとても軽く、持ちやすいところもおすすめのポイントです。
日中の仕事の合間など入浴中以外でも、頭皮がかたくなっていると感じるときにこのブラシで髪をとかすと、頭皮の血行が促され、疲れをリフレッシュすることができます。顔のたるみが気になる人は、頭皮をやわらかくほぐすことが効果的なので、こまめにブラッシングをしてみてください!
2.頭皮マッサージで頭をほぐそう! 北海道ハーブのスカルプエッセンス
手ざわりがよく、うるおった髪を育てるためには、頭皮環境を整えて新しく生えてくる髪質をよくする根本ケアが大切です。新しい髪が生えそろうまでには時間がかかるので、毎日コツコツと頭皮ケアを続けていきたいですね!
朝晩の頭皮ケアに、北海道の自然素材で作られたスカルプエッセンスをプラスしてみてはいかがでしょうか?
イタドリスカルプエッセンスは、北海道白老町に自生する「オオイタドリ」という植物から作られた、オオイタドリ根エキスが配合されています。北海道産のミツイシコンブエキスのほか、センブリエキスやオタネニンジンエキスとともに毛包や頭皮を活性化し、ハリとコシのある髪を育ててくれますよ。また、弾力がありうるおった頭皮に整えるために、白樺樹液やカレンデュラエキス、ツボクサエキス、テアニン、レモングラスエキスが配合されています。
髪そのものにうるおいを与える保湿成分や、ハリコシを与える2種のケラチンが配合されているので、髪にツヤやボリュームが欲しい人にもおすすめです。
●髪の生え際にシュッ!として、産毛育成ケア
このスカルプエッセンスは、細かいミストで噴霧できるスプレータイプなので、髪の生え際にも液だれを気にせずにスプレーできます。
下の画像の丸囲み部分のように、髪の生え際の産毛を育てたい人や、こめかみ付近や分け目など髪の密度が薄くなりやすい部分をケアしたい人は、その部分にピンポイントでスプレーし、指の腹で頭皮になじませましょう。
●朝のスタイリングの下地にも◎
朝のスタイリングで髪のボリュームを出したいときは、髪の根もとにスプレーし、軽くドライヤーで乾かします。髪にツヤが出て、ふわっと自然なボリューム感が出せますよ。
香りはレモングラスのほのかな香りで、スカルプエッセンスにありがちなツンとしたニオイや刺激感などはありません。肌にやさしい使用感なので、毎日心地よく使い続けることができます。
3.髪がトゥルンとまとまる! 海の恵みたっぷりのヘアオイル
筆者はロングヘアで常にヘアカラーをしていることもあり、毛先が乾燥しやすくバサバサと広がりやすい髪質です。そのため、髪のツヤを出したり、まとまりやすくしたりするために、毎日のヘアケアではヘアオイルが欠かせません。
これまで数多くのヘアオイルを使ってきましたが、商品によっては髪がぬれたようになり、さわるといつまでもベタつくことがあります。そのためヘアオイル選びでは「髪がベタつかないこと」は、はずせないポイントです。
今回、12月5日に発売になる、ノエビアのトカラの海のモイストヘアオイルを一足早くお試しする機会をいただいたので、使った感触をお伝えします。
「トカラ」とは、鹿児島県の南西にある、屋久島と奄美大島の間に位置する吐噶喇(トカラ)列島のことです。黒潮が流れ込む海水からとり出したミネラル成分が、髪にうるおいを与えてくれます。さらにオキナワモズクエキスや海由来のコラーゲンなど、配合成分には海の恵みがたっぷり含まれています。
オイル成分として、トカラ列島に自生する多年草の月桃から作られた月桃オイルや、毛髪保護成分としてテリハボクの種子から採取したタマヌオイルが配合されています。
モイストヘアオイルは、シャバシャバしておらず、ややとろみを感じさせるオイルです。手にとりやすく、髪にもなじませやすいのが特徴です。また、アクアティックフローラルの香りは海のような開放感を感じさせ、気分を明るくしてくれます。
髪につけると、髪の内部までオイルがなじんでいく感触です。髪に自然なツヤと、ほどよいハリ感がプラスされ、毛先までなめらかな手ざわりになります。オイルにありがちな、ギラついたツヤやヌルヌルとしたベタつきがないので、使い心地のいいヘアオイルです。
●ヘアオイルは毛先からなじませて
ヘアオイルは、うるおい不足になりやすく広がりやすい毛先を中心になじませたあと、手にあまったオイルを毛先以外の髪に広げていくのがポイントです。頭頂部の髪から毛先に向けてつけると、頭頂部がつけ過ぎになり、髪の根もとがペタンとして、ボリュームが出しにくくなりますし、乾燥やダメージが多い毛先部分のオイル量が足りなくなってしまいます。順番に気をつければ、ちょうどいい量をつけることができますよ。
今回ご紹介した3つのアイテムをとり入れれば、髪の根本ケアとダメージケアをすることができます。うるおった頭皮や髪をキープして、乾燥の季節もしっとりとまとまった髪で、気分よく過ごしましょう!