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ドライヤーの使い方が肝! 美容院帰りの美髪を自宅で再現する「正しい髪の乾かし方」

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ドライヤーの使い方が肝! 美容院帰りの美髪を自宅で再現する「正しい髪の乾かし方」

日常生活のなかで、いつも美容院帰りのようなヘアスタイルが保てたら最高ですよね。そんなヘアスタイルを再現するためには、髪の乾かし方が重要とのこと。今回は美容師の日熊大志さんに、正しい髪の乾かし方を教えていただきました。

監修 : 日熊 太志

美容師、ヘアメイクアーティスト。美容室「KUMA SUN」オーナー。『早見芸術学園』にて特別講師を行うなど、サロンワーク、舞台メイクのみならず、多方面で活躍中。
http://kumasun.blue

Contents 目次

必ずオールバックからスタート!


ドライヤーで髪を乾かすときには、必ずオールバックに髪をとかした状態からスタートしてください。髪の毛をとかさずにいきなり乾かすと、毛髪がからみやすくなるので絶対に避けましょう。また、髪の毛をとかすときには、根もとからとかさず、毛先から徐々に根もとに向けてとかすのがポイントです。

髪の乾かし方 ステップ<1>


まずは、地肌から髪の中間までを乾かしていきます。

ドライヤーは、頭皮から20cm程度離し、ヘッドを左右に振るようにして風を当てます。重要なのは風の向き! 基本的に風は髪の根もとから毛先に向けること。最初に地肌を乾かすときには下から上へと風を送ります。このとき、ドライヤーの送風口が上を向いている状態です。

コームやブラシは使わず、手ぐしを使いますが、手ぐしを使うのは、ショートやミドルヘアの場合だけ。ロングの場合、最初は手ぐしを使いません。

ショートやミドルヘアは、軽く手指を開いた状態で、軽く小刻みに左右にスライドするイメージで手ぐしを通します。この動作をしつつ、風を下から当てて、根もとを持ち上げるイメージで乾かします。こうすることで、生えグセも自然になじませることができます。

ロングヘアは、髪の毛を束で持ち上げて風に泳がせるように乾かします。手ぐしが通るくらい乾いてから、ショートやミドルヘアと同じように手ぐしを使います。

髪の乾かし方 ステップ<2>

ステップ<1>で髪の毛が風で動く程度まで乾かしたら、本格的に根もとから中間の毛を乾かしていきます。
ステップ<2>では、頭を動かして乾かしていきます。引き続き、コームやブラシは不要です。
まずは後頭部。下を向いてうしろから風を当てます。


利き手でドライヤーを持ち、もう片方の手で手ぐしを入れながらうしろから前へと、毛髪をすべて前に下ろすイメージで乾かします。こうすることで、生乾きになりやすい後頭部の内側をしっかり乾かすことができます。


次に右。頭を左に傾けて、右下~左サイドへ覆うように風を当てます。右手にドライヤーを持ち、反対の手で手ぐしを入れながら右下~左サイドへ、下から毛髪を持ち上げて、髪全部を左サイドへ持っていくイメージで乾かします。左も同様に、すべて逆で行います。

最後に前頭部。上を向いて前から風を当てます。利き手でドライヤーを持ち、反対の手で手ぐしを入れながら、前からうしろへとオールバックに持っていくイメージで乾かします。

 

髪の乾かし方 ステップ<3>

ステップ<2>でしっかり乾かしてから、ブラシやくしを使ってドライヤーを当てていきます。
風の向きは、上から下へ。これはキューティクルと同じ方向です。


お出かけ前ならデンマンブラシやロールブラシを使います。


お風呂上がりなら、スケルトンブラシを選んで使うとよいでしょう。ブラシを使って風を当てることで、自然なボリュームで美しいヘアスタイルが作れます。
最後に、冷風を当てて仕上げます。
風の向きは、引き続き上から下です。キューティクルが引き締まり、理想的な仕上がりが作れますので、最後に冷風はマストです。

ぜひやってみてくださいね。

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