女性にとって、お肌を理想的な美しさに近づけるために使うファンデーションですが、「ファンデーションは肌に悪そう」という印象を持っている人も多いのではないでしょうか。今回は、ノーファンデが引き起こすインナードライのリスクや、ファンデーションの大切な機能をご紹介します。
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女性のファンデーションに対する意識調査
女性にとって、毎日のメイクに欠かせないのがファンデーションですよね。
資生堂は、20~30代の女性30名を対象に、ファンデーションに対する意識調査を行いました。その結果、なんと7割の女性がファンデーションは「肌に悪い」という印象を持っていることが判明。その理由として、「毛穴が詰まりそう」「肌呼吸しづらくなりそう」との声があがりました。ほかにも、「乾燥の原因になりそうだから」という意見も。
そこで、「ファンデーション塗布・無塗布状態の肌に関する測定実験」を行なったところ、開始直後の平均値を100%とした場合、6時間経過後にはファンデーションを塗っていない肌よりも、塗っている肌のほうが3.2%も水分量が高くなりました。
また、乾燥により肌荒れなどのリスクの原因となる皮脂の分泌量については、6時間経過後にファンデーションを塗った肌が117.4%だったのに対し、塗っていない肌は127%で、その差はなんと-9.6%! ファンデーションを塗ったほうが余分な皮脂を抑えられることが明らかに。
ファンデーションを塗ることで、水分量の維持や皮脂量を抑えることができると同時に、「乾燥しない」肌の状態を維持できることがわかりました。