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「インナードライ」を防ぐ、ファンデーションの大切な機能
医療法人康梓会Y’sサイエンスクリニックの日比野佐和子統括院長によると、「実験によって明らかになった、ノーファンデによる『肌の水分量の低下・皮脂量の増加』が表すのは、インナードライのサインかもしれません。
インナードライとは、乾燥から肌を守ろうと肌表面は過剰な皮脂を分泌してテカっているのに対して、肌の内部の水分量が減っている状態のこと。過剰な皮脂が酸化することにより、化粧崩れやくすみの原因になったり、赤みなどの見た目のコンディションの悪化につながってしまったりすることも。また、敏感肌の人は肌あれになる危険性もあります。乾燥してくる冬の初めから、気づいたらインナードライの傾向がみられるようになる人も多いと思います。
近年のファンデーションにはさまざまな美肌成分が入っていることもありますが、乾燥シーズンに皮膚の水分量を保持するヴェールとしての役割はとても大きいです!
そして、皮膚呼吸を妨げないことも実証されています」
美しく、健康的な肌を手に入れるためには、ファンデーションをぬかりなく、こまめに塗ることが大切です。冬のインナードライを防ぐためにも、ファンデーションを上手に活用してみてください。
文/FYTTE編集部