なんだか顔が疲れているような、パーツが垂れてきたような、20代の頃のような若々しさがなくなってきた気がする「顔のたるみサイン」。今回はエステティシャンである筆者が自宅でできる小顔引き締めトレーニング法をご紹介します。
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■いつまでも20代の頃の肌のままではない!疲れているように見えるのは立派な「たるみサイン」
ピンっとぷりっと張ったような肌だったのに、ふと鏡に映った顔や不意に撮られた写真を見たときに疲れたように見え、若々しさがないと感じたことはありませんか? 目の下のクマやほおの毛穴が目立つようになってきた、ほうれい線やマリオネットラインが目立つようになってきた、枕の跡が消えにくくなってきた、輪郭がどんどん丸くなってきたなど、この「なんとなくお肌が違う」という感覚こそ肌年齢の低下や表情筋の衰えによるたるみサイン。スキンケアはもちろんのこと、今まで以上にお肌のケアを考える必要があります。
日々のクレンジング・洗顔と週末の角質パックで肌表面をリセットしよう
年齢とともに体の代謝と同じく肌代謝も衰えてきます。そうならないために、日々のクレンジングや洗顔だけでは落ち切れていない汚れや週末リセットのためにクレイパックで肌表面の汚れやくすみを除去してパッと明るい肌に整えましょう。
オイルで顔のマッサージケア
週に1回~2回フェイスマッサージを取り入れ、お肌に蓄積する老廃物を流し、緊張して硬くなった筋肉をほぐしてしなやかな表情にしましょう。
(1)顔全体を包み込むように、あごからフェイスラインに向かって包み込むように10回流しましょう。
(2)指の関節を使いながら①あご~フェイスライン、口角~噛み合わせ、小鼻~こめかみに向かってゆっくりと10回くり返しましょう。
(3)鼻の側面に対して人さし指の側面を沿わせて、顔の中心から外側こめかみに向かって広げるように5回くり返して流しましょう。
(4)口角をキュッと引き締めて持ち上げながら、指でほおをやさしく支えるように持ち上げて10秒キープ×5回くり返します。
(5)薬指を眉頭の下、中指を眉中、人さし指を眉尻に沿わせて眉毛の筋肉をグッと持ち上げて5秒ストップし、そのままゆっくりとおでこを通り、髪の生え際に向かって流しましょう。5回くり返しましょう。
マッサージの後はホットタオルでお顔をリラックス
水で絞ったタオルをラップで包み、レンジで40秒ほど温めて鼻と口は呼吸ができるように開けてお顔を包み込みましょう。顔の筋肉をほぐしたり、血行がよくなるのでお肌のトーンアップも期待できます。
化粧水+シートマスクでしっかりとお肌に潤いを与えましょう
肌細胞に水分が足りないと肌表面の潤い感がなくお肌がくすんだように見えるほか、乾燥による小ジワの原因にもなってしまいます。日ごろから化粧水をたっぷりと数回に分けてなじませたり、シートマスクなどのアイテムを使って保湿ケアをおこないましょう。
乳液+クリームで水分を逃さない
しっかりと水分を補ったあとは、寝ている間や空気中の乾燥によって肌の水分を逃さないように乳液とクリームによる保湿も大切なポイントです。
以前に比べてお肌にハリや元気がない‥疲れた印象に見える‥というときは肌の潤いだけではなく、たるみや表情筋の衰えなども視野に入れたケアが必要です。
日ごろのスキンケアで肌表面の保湿は補えますが、表情のリフトアップトレーニングスペシャルケアも一緒に取り入れるといいですね。