暖かくなってきたとはいえ、まだまだ重ね着が必要な季節。そんな重ね着につきものなのが"着膨れ"問題です。コートを脱いだ時、多少重ね着していても、スラッと見えるのが理想ですね。今回は大人の着痩せを叶えるゴールデンルールをプロのスタイリストがご紹介します。
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3つの“首”を意識した王道の着痩せルール
本格的な春が来るのはまだまだ先。
おのずと重ね着につきものの“着膨れ”注意報は常時発令中なのがこの時期。
「おしゃれは我慢」なんて言っていられない、大人女性だからこそ、冷えはしっかり対策しつつ、着痩せコーデはとにかく死守したいものですよね。
そこで着痩せコーディネートに欠かせない要素といえば、“首、手首、足首”の3首見せが鉄板ですが、ただ見せればいいわけではないのが本音。
今回は、3首見せを活かした大人の着痩せ、黄金ルールをスタイリストの筆者がご紹介します。
大人の首見せ
暖かい季節が近づけば近づくほど、首見せの面積が広い洋服が増えますよね。
首周りが深めの洋服を着たコーディネートは、鎖骨も見え、首すじがくっきり見え、着痩せ効果抜群のため、逆に首に近い手首は隠すコーディネートにするのが、上品に見える大人の首見せルール。
服自体がタイトなシルエットのものよりも、オーバーサイズを選ぶとよりベスト。
わざと着崩し、首まわりをあえてきっちりさせない着こなしがおすすめです。
大人の首見せの場合、足首を見せるか見せないか、どちらがベストかはコーディネート次第。
体のラインが出ない服の場合、足首をしっかり見せるほうが着痩せして見えるため、パンツを履くときは足首を見せるのがベストです。
大人の手首見せ
“手首を見せる時は、足首も見せる!”のが、着痩せの黄金ルール。
3つすべての首を見せずに首だけ隠すのが大人の着痩せ、の上品なポイント。
手首を見せる時には、必ずバングルやブレスレットなどアクセサリーは必須。何も着けない手首はNGです。
アクセサリーに目線が集中するため、細いブレスレットをつけると肉付きを華奢に、太めのバングルをつけると骨をほっそり見せてくれます。
大人の足首見せ
パンツスタイルの時には、ロールアップして足首見せは定番ですが、ただやるのではなく工夫が必要。
履く靴の形状に合わせて、ロールアップを変えてみて。
ハイヒールの靴ならくるぶし上で、小さめにロールアップが最適。
ローヒールの靴ならくるぶしよりさらに上に、大きめにロールアップすると、より洗練された感じに!
着痩せ効果だけでなく、コーディネートとしての完成度も高くなります。
出すとこ出して、隠すところは隠す!
着痩せをしっかり叶えるなら、出す所と隠す所のバランスが何より重要。
体格は人それぞれ。鏡の前でベストな見せ分量を研究して、自分だけの最高の着痩せ黄金ルール、見つけてみて。
写真(イメージ)/dramalens/Shutterstock.com