年齢と共に気になる目もとや口もとのシワやたるみの悩み。パーツ別のお悩みに効果的なスキンケア法を知りたい! と感じたことはありませんか? 今回はエステティシャンである筆者がパーツ別によるスキンケア法をご紹介します。
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シワに効果的なスキンケア法
鏡を見たときに、目もとや口もとに薄く細い線が入っていると感じたことはありませんか? また、以下のようなことで悩んでいませんか?
【目もと&口もとのお悩み】
・笑ったときに入る目もとのシワが戻りにくい
・目頭から涙??袋にかけて細かな線が複数ある
・うっすらとほうれい線にシワが入っている
・笑ったときに入るシワの戻りが悪い
・唇の上に縦ジワが入っている
シワができてしまうのは、肌表面の乾燥と年齢と共にコラーゲンが減少していることが主な原因。シワを作らないよう日ごろからスキンケアで保湿を徹底しましょう。
では早速、目もと・口もとのシワに効果的なスキンケア法をご紹介していきます。
(1)クレンジング、洗顔後、化粧水をたっぷりつける
目もとの皮膚は薄いのでやさしくコットンをのせるように肌表面になじませます。数回くり返して重ねづけをしたり、コットンパックをするなど十分に化粧水を浸透させます。
(2)ヒアルロン酸やコラーゲンなど保湿力の高い美容液が含まれたパックで集中ケア
目もとの乾燥や角質層の水分量を最大限に高めるためには保湿力の高い美容成分を選ぶことがポイントです。
目尻のシワは皮膚を持ち上げて目もとのシワの間に埋めるように美容液を浸透させます。
気になるほうれい線の部分は皮膚を広げてシワの間に埋めるように浸透させます。
(3)シワに効果的なツボ押し
乳液をなじませたあと、薄くクリームを伸ばします。クリームは数回に分けて重ねてつけます。
目の周りのデリケートな部分のツボ押しは、やさしくプッシュするようにしましょう(みたなこといれたい)
1.目尻から人さし指1本分の外側にあるツボ、瞳子髎(どうしりょう)を押しましょう。ツボを押すことで水分代謝を促し、目の疲れやかすみ、充血を解消する働きや目もとの血行がよくなることでくま、乾燥やシワにも効果的と言われています。
2.目尻から中指1本分の場所にあるツボ、球後(きゅうご)を押しましょう。目もとのむくみやたるみ、まぶたの腫れを緩和したり、疲れ目に効果的です。
3.黒目の下と小鼻の外側が交わるところにあるツボ、巨梁(こりょう)を押しましょう。肌のくすみやたるみに効果的です。ほかにも胃腸の活性や栄養吸収に効果的なツボです。刺激することで肌に必要な栄養の吸収を促進させる働きがあります。
4.口角の外側にあるツボ、地倉(ちそう)を押しましょう。ほおの表情筋をゆるめ、口の周りのシワやたるみを引き上げる効果があります。
次のページでは「たるみに効果的なスキンケア」をご紹介します。