ふと鏡を見たときに毛穴が目立ってギョッ!とする、といった経験はありませんか? 夏の太陽にさらされ続けた肌はかなりダメージを受けて、毛穴の目立ちもより深刻化しているはず。今回は、毛穴の目立つ原因によって異なる毛穴ケアの方法をお伝えしたいと思います。
Contents 目次
毛穴が目立つ原因とは?
多くの人が抱える肌悩みが毛穴の目立ちです。とくに夏の終わりには紫外線のダメージが蓄積して、お悩みが深刻化する人が多いと思います。
ひと口に毛穴の悩みといっても、じつはその原因は大きく2種類あります。自分の毛穴がどちらの原因に当てはまるか、チェックしながら読んでみてくださいね!
毛穴が目立つ原因は大きく分けて2つある
1皮脂が原因
皮脂の分泌が多い人は毛穴が目立ちやすいといわれます。とくに10~30代は、毛穴に角栓が詰まって毛穴を広げてしまい、毛穴が目立つケースが多くなります。角栓とは、皮脂や古い角質、汚れなどが混じりあったかたまりのこと。これがいわゆる「詰まり毛穴」です。鼻の頭などは空気や紫外線にさらされやすいので、酸化して黒くなることもあります。
また、オイリー肌で常に皮脂がたくさん分泌されてテカリやすい人は、毛穴にたまった皮脂が毛穴を押し広げてしまうことも。これが「開き毛穴」です。
同じ皮脂が原因の毛穴でも、どちらのケースに当てはまるかによってお手入れ方法も変わってきます。
2たるみが原因
40代以降に多いのが、皮脂や角栓は気にならないのに毛穴が目立つケースです。これは肌の奥の真皮が衰えて、肌のハリや弾力が低下してしまうことが原因で起こる「たるみ毛穴」です。
真皮にあるコラーゲンやエラスチンが減ると毛穴を支えられなくなり、毛穴の周りがすり鉢のように落ちくぼんだ状態になってしまいます。肌がたるむと重力に負けて下に引っ張られてしまうので、毛穴が楕円型に見えます。
毛穴タイプの見分け方
鏡に映して見ながら、自分の毛穴はどれに当てはまるかをチェックしてみましょう!
【毛穴が目立つ部分をチェック】
□Tゾーン中心に目立つ →詰まり毛穴
□ほほ中心に目立つ →たるみ毛穴
□顔全体にある →開き毛穴
【毛穴の状態をチェック】
□毛穴の中に白い角栓が詰まっている →詰まり毛穴
□毛穴が黒く見える →詰まり毛穴
□毛穴の開きが楕円形に見える →たるみ毛穴
□毛穴同士がつながって帯のように見える →たるみ毛穴
□毛穴から常に皮脂が出ている →開き毛穴
いかがでしたか? どの毛穴タイプに当てはまるかによってお手入れ方法が変わってきます。自分の毛穴にぴったりのケアを行っていきましょう!
皮脂毛穴のケア方法
1詰まり毛穴の場合
毛穴に詰まった角栓をやさしくとり除くケアが必要です。酵素配合の洗顔料や、吸着力の高いクレイ配合のパックなどをとり入れましょう。角栓をムリやり押し出したり、はがしたりするのは肌にダメージを与えるのでNGです。酸化して黒くなってしまった角栓には、抗酸化成分配合の化粧品も効果的です。
2開き毛穴の場合
まずは洗顔で、過剰な皮脂をやさしくとり除きましょう。毛穴の周りはよぶんな角質がたまりやすくなるので、古い角質をやさしく除去するピーリング効果のある化粧品もおすすめです。肌の油分と水分のバランスが崩れている場合が多いため、皮脂を抑えるだけでなくしっかりとうるおいを与えてあげましょう。
たるみ毛穴のケア方法
たるみ毛穴のお手入れは、肌のハリや弾力を保つ真皮に働きかけるアンチエイジングケアが基本です。真皮成分を生み出す細胞に栄養を届けるために、マッサージをとり入れるのも効果的です。マッサージクリームやオイルを使って、やさしいタッチで行いましょう。
いつものスキンケアを、真皮の再生を促す美容成分を配合したアンチエイジング化粧品に切り替えるのもおすすめです。肌全体のハリがアップすると毛穴もきゅっと引き締まってきます。
毎日の地道なスキンケアの積み重ねが、自信を持てる美肌を作ることにつながります。自分の毛穴に合ったお手入れ方法をとり入れてみてくださいね!