師走に入ると忘年会などが一気に増えますね。飲み会で遅くなった夜は、疲れもあってゆっくりと肌のお手入れをするのは難しいと思います。そんなときは時短ケアをとり入れて、お疲れ肌をやさしくリセットしてあげませんか? 時間がないときでもとり入れやすいスキンケアアイテムをご紹介します。
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メイクをしたまま眠ってはいけない理由とは?
飲み会が増えるシーズンとなりました。夜遅く、やっとの思いで帰宅したあとは、ベッドに倒れこんでそのまま眠ってしまいたい気持ちになりますね! メイクをしたまま眠って朝になってしまった、という経験がある人も多いのでは? でも、どんなにお疲れのときでも、せめてメイクを落としてからベッドに入ってほしいのです。というのも、メイクしたままの肌はとても汚れていて、肌にダメージを与えてしまうから。
1日中、肌にぬっていたファンデーションやポイントメイクを落とさずに寝ることは、食べ残しがついたままのお皿を流しにひと晩放置してしまうようなもの。時間がたてばたつほど汚れがこびりついて落としにくくなってしまいます。
肌についたメイク品は、1日過ごすと空気中のほこりや皮脂などと混ざってかなり汚れた状態になっています。また、メイク品に含まれる油分や皮脂などは、空気にふれるとやがて酸化し、肌にダメージを与える物質へと変化してしまいます。その日のうちにきちんとクレンジングを行わないと、これらの物質や汚れが毛穴をふさいで吹き出ものの原因になったり、刺激となって肌荒れを起こしたりしてしまうのです。
肌の調子が悪いと気分も晴れないものです。あとからがっかりしないように、疲れた夜でも時短でお手入れが完了するおすすめアイテムをご紹介します。
ふき取り用クレンジング水ひとつでお手入れ完了
顔や手を濡らさずにカンタンにクレンジングができる「水クレンジング」というアイテムをご存じですか? まるで化粧水のような感触で、コットンにたっぷりと浸してやさしくふき取るだけでメイクを落とすことができます。
私の愛用品は、【ビオデルマ イドラビオ エイチツーオー】。以前ファンデーションの商品開発をしていたときに、1日に何度もメイクを落とさなければならなかったのですが、こちらのアイテムならあっという間にメイク落としをすることができました。しかも、ダブル洗顔は必要なく保湿ケアまで完了します。毎日のお手入れがこれ1品ではもの足りないと思いますが、一刻も早くお手入れを済ませたい、というときにはとても助かるアイテムです。
水クレンジングはコットンがひたひたになるほどたっぷりと含ませて、肌の上をすべらせるようにしてふき取ります。量が少ないとコットンが毛羽立ち、肌に刺激を感じる場合があります。肌を強くこすりすぎないように気をつけてくださいね。
朝パック洗顔で疲れた印象をクリアに
飲み会が続くと疲れによる血行不良から肌もくすんで見えがちです。また、お酒を飲んだ次の日はふだんよりむくみも気になります。そんな朝は短時間でもシャワーを浴びて体を温め、全身の血液やリンパの流れをよくしてあげたいですね。
洗顔とパックが同時にできる【オルビス ユー ジュレパック】なら、肌にくるくるとのばしながらなじませ、洗い流すだけで疲れをすっきりとリセットできます。乾いた肌と濡れた肌のどちらでも使えるので、バスルームの中でもケアできます。泡立て不要なので時間がない朝にうれしいアイテムです。
容器裏の表示をみると「洗顔料・パック」となっていますが、私は顔にのばすときに、手のひらを密着させ顔の内側から外側に向かってリンパを流すようなイメージで軽くマッサージをしています。中にスクラブが入っているので、たまった汚れや古い角層を落としてくれる効果もあります。強くこすってしまうと肌に刺激を与える可能性がありますので、肌をなでるようなやさしいタッチで行うのがおすすめです。リンパ管は皮膚の表面のすぐ下にあるので、表面をさするだけでも十分流れていきます。朝の洗顔だけで顔のむくみがすっきりして、肌色も垢抜けて見えますよ。
年末は1年の疲れも出やすいときですね。ときには時短ケアをとり入れてゆっくりお休みする時間を作るのもよいと思います。飲み会が続く日もすっきり軽やかな表情で過ごしてくださいね!