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NYで大ブームの“飲む美容液” 手羽先と野菜で煮込んだ「骨だしスープ」の作り方

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骨だしスープ

NY発の骨の栄養を丸ごといただく「骨だしスープ」。アミノ酸やコラーゲンを豊富に含み、“飲む美容液”ともいわれるほど肌によい煮込んだスープです。今回は、手羽先など身近な食材で作れる骨だしスープの作り方をご紹介します。内科医の桑島靖子先生の著書『魔法の骨だしスープで顔のしわ・たるみは消せる』(PHP研究所)からお伝えします。

Contents 目次

基本になる鶏肉の骨だしスープ

スープの材料

【材料】(作りやすい分量)
鶏肉(手羽先・手羽元)  各8本(約1kg)
野菜(玉ねぎ1と1/2個 にんじん1本 セロリの葉 1本分など。家にある余った野菜を いろいろ入れOK) 約500g
にんにく 2片
しょうが 1片
りんご酢 大さじ2
水 2L

【作り方】
(1)鶏肉はよく洗い、水分をふきとり骨に沿って切り込みを入れる。野菜は洗って傷んでいるところはとり除く。
(2)鶏肉は脂が多いので、下ゆでする。鍋にたっぷりのお湯(分量外)を沸かす。(1)の鶏肉を入れてさっとゆでてとり出し、流水で余分な脂や汚れを洗い流す。
(3)別の鍋にすべての材料を入れて火にかける。沸騰したら弱火にしてあくをこまめにとりながら30〜40分煮る。

スープをこしている様子

(4)粗熱がとれたらキッチンペーパーやさらしを敷いたざるでこして完全に冷ます。さらに冷蔵庫で冷やし、表面にかたまった脂をていねいにとり除く。

※製氷皿で凍らせたあと、チャックつきの保存袋に骨だしスープキューブを入れて保存すると使いやすいです。
※こしたスープは冷蔵で3〜4日、冷凍なら1か月ほど保存可能です。

骨だしスープを使ったチキンスープ

骨だしスープのチキンスープ

【材料】(2人分)
鶏肉の骨だしスープ 2カップ
塩 適量
こしょう 適量
パセリ(みじん切り) 少々

【作り方】
(1)鍋に骨だしスープを入れて温め、塩、こしょうで味を調える。
(2)器に注いで、パセリを散らす。

当日は煮込んだ具材とともにスープをいただき、そのあとは作り置きした骨だしスープを数回に分けて飲んでいきましょう。
「骨だしスープは1日に400〜500mlを目安にとるのがオススメです。スープはそのままでも十分おいしく飲めますが、天然塩、みそ、カレー粉などを加えて、アレンジすると味が変わります。お茶のように飲むのもよい方法です」とのこと。

ニューヨーカーは朝のコーヒーがわりにとって朝の習慣にしているとか。また骨によって味わいが変わってくるそうなので、いろいろ試してみたいですね。

文/庄司真紀

参考書籍

書影

『NY発! 飲む美容液! 魔法の骨だしスープで顔のしわ・たるみは消せる』(PHP研究所)

【プロフィール】

桑島靖子
内科医院副院長。日本内科学会総合内科専門医。日本東洋医学会漢方専門医。日本抗加齢医学会専門医。30代に悩まされ続けた不定愁訴を、漢方と栄養療法で自ら克服。以来、漢方、栄養療法、点滴療法をとり入れた複合的なアプローチで内科疾患、不妊治療、発達障害、不定愁訴などの治療・予防に当たる。著書に『子宮を温める食べ方があった!』(青春出版社)などがある。

だいぼうかおり
料理家、スタイリスト。イギリス留学を経て編集者に。料理ページを担当したことをきっかけにフードコーディネーターに師事。多くの広告、カタログ撮影、レシピ開発に携わる。著書に『一生使える!家庭のたれ大全』(PHP研究所)『一生使える!お酢の作りおき大全』(同)がある。本書の料理ページのレシピ作成、料理制作、スタイリングを手がける。

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