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コロナ太りもこれで解消!? 管理栄養士考案、3週間で平均3kg減・挫折知らずの「野菜ジュースダイエット」
太っている人には食べ方にある共通点があるそう。それは血糖値急上昇と食べる量。そのような食べ方の解消策に考えられたのが、食前に野菜ジュースを飲む方法。今回は、管理栄養士の望月理恵子さんが考案した「野菜ジュースダイエット」をご紹介します。健康的に体重を落とせて、暑くなってくる時期にぴったり。新著『ダイエットの新提案 食べる前に飲む特製野菜ジュース』(アスコム)よりお伝えします。
Contents 目次
太っている人の共通の食べ方
「長年、食事指導をしてきて、太っている人は共通して、ある食べ方をしている気がつきました。それは、血糖値が急激に上がる、満腹感を得にくいという2つの食べ方です」と望月さん。
裏を返せば、食後すぐに血糖値が上がらず、少量で満腹感を得られれば、やせるということ。しかし、これが簡単なら太っている人はいません!
そこで望月さんが考案したのが、特製の野菜ジュースを食前に飲むダイエットです。足りていない食物繊維やビタミンを補うことができ、まさに体がよろこぶダイエット。これからの暑い季節にもぴったりです。しかも3週間で平均3kg減、継続率92%の挫折知らずのダイエット法なのです。
重曹でやせ体質に!?
望月さん考案の野菜ジュースダイエットでは、市販の野菜ジュースにある食材を加えます。それはおからパウダーと重曹(食用)です。(詳しい作り方は次回にご紹介します)
おからパウダーと重曹の「ベジファーストパウダー」が栄養を補い、満腹感を維持。これで、血糖値をコントロールして、中性脂肪をため込まないようになるのです。
ただ、「重曹を飲むの!?」と思った人も多いはず。
重曹というと、掃除で使われているイメージがあり、あまり食べるというイメージがないですが、ホットケーキなどのふくらし粉、山菜やたけのこのあく抜きなど、目立ってないだけで、重曹は食用でも多く使われているのです。
重曹(食用)のダイエット効果について望月さんは「重曹が野菜ジュースと組み合わさることで、高いダイエット効果が生まれます。 野菜ジュースのなかに含まれているビタミンCやクエン酸などの酸と融合すると、重曹がシュワシュワとはじけ、炭酸ガスが出ます。この化学反応で生まれた炭酸ガスが胃のなかで、胃壁を刺激し、胃を膨らませることによって、すぐに満腹感を覚えるようになります」と話します。
さらに、胃で発生した炭酸ガスは体熱の産生を促し放熱を抑制するため、体を温める作用も。また、血液中の二酸化炭素を増やして血行を促進し、基礎代謝を上げてくれるとか。さらに便通を促し、便秘解消効果もアップ。
そのうえ、おからパウダーによって一般の野菜ジュースにはほとんど入っていないたんぱく質がとれるのもうれしい点です。
それでは次回、この重曹とおからパウダー、市販の野菜ジュースで特製野菜ジュースを作っていきましょう。
文/庄司真紀
参考書籍
『ダイエットの新提案 食べる前に飲む特製野菜ジュース』(アスコム)