夏の北海道は一大観光地。おいしいものもたくさんありますよね。このコロナ禍でせめて物産品だけでも楽しみたいという人にご紹介したいのが、野菜のフレーク。野菜をサラサラのフレーク状にしたもので、スープやお菓子などに使えます。カルディで見つけたのは、「北海道特産 かぼちゃフレーク」。手軽に使えて、料理の幅もぐっと広がります。今回はかぼちゃフレークでかぼちゃのポタージュを作ってみました!
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栄養価をそのままにして保存に耐える加工品
北海道の物産展で目にする野菜フレーク。じゃがいもやにんじん、とうもろこしなどもあり、気になっていた人も多いのではないでしょうか。
カルディで見つけたJAサロマのかぼちゃフレークは、かぼちゃを蒸し上げ、フレーク状に加工した100%かぼちゃだけのフレーク。佐呂間町はオホーツク海に面した中心に位置し、特産品がかぼちゃなのだそう。
かぼちゃはそのまま煮物や天ぷらなどで食べることが多いですが、かぼちゃのスープやコロッケ、お菓子などもおいしいですよね。けれどかぼちゃからペーストを作ったりするとなると、結構手間暇がかかります。
そこで便利なのがかぼちゃのフレーク。
栄養価をそのままに、保存に耐え、使いやすいよう加工されたものです。調理全般からお菓子、離乳食や介護食でも使われているそうです。
トロリとした食感がおいしい
手始めに、かぼちゃフレークを使ってかぼちゃポタージュを作ってみました。
フレークはパウダーよりも少し大きく、キラキラと光って見えます。色合いはそのままのかぼちゃです。
このかぼちゃフレーク(70g)にブイヨン(2カップ)を入れて混ぜ合わせ、ひと煮立ちさせます。さらに牛乳(豆乳)を加えて、塩・こしょうで味つけをしたらでき上がり。
かぼちゃのフレークを水などで溶くと、少しずつとろみが生まれて、トロッとした重みが出てきます。
でき上がったポタージュはかぼちゃの栄養がぎゅっと凝縮されたような濃厚さと鮮やかな色合い!
食べてみると、思ったよりもさっぱりとした口当たり。甘さ控えめで、かぼちゃのヘルシーなおいしさが食べるごとに伝わってきます。粉っぽさもなくトロリとした食感がまろやかで、これがまたおいしいです。フランスパンを浸して一緒に食べたのですが、相性がよくて食が進みました。
暑い時期は冷まして冷製ポタージュにしてもいいですね。かぼちゃの栄養がとれるので、栄養が偏りがちなホットケーキにプラスするのもよさそうです。いろいろな用途で使ってみてください。
北海道特産 かぼちゃフレーク 100g 税込378円
文・写真/庄司真紀