毎日飲む緑茶や麦茶はひとつの種類の茶葉ですが、健康のために飲むお茶としては何種類もの茶葉をブレンドしたお茶も古くから飲まれてきました。単一では飲みにくいものもブレンドするとおいしくなりますし、相乗的に効果を増すこともできます。カルディで見つけたのは、もへじの『21種類の健康素材を使った国産ブレンド茶』。大麦をベースに、緑茶や黒大豆を加え、さらに陳皮やどくだみ、桑の葉などの漢方も用いられています。
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さまざまな健康素材をミックス
『21種類の健康素材を使った国産ブレンド茶』は、大麦をベースに玄米、はと麦、緑茶、黒大豆といったよく飲まれている21種類の国産原料をブレンド。さらに陳皮、よもぎ、どくだみ、しいたけ、くま笹、小豆、びわの葉、桑の葉、柿の葉、すぎな、ヤーコンの葉、目薬の木、半発酵茶、昆布、蓮の葉、菊芋の葉を加えています。
陳皮は温州みかんの果皮を乾燥したもので、血流を改善させて肥満や血中脂質の上昇、ストレスを抑える働きがあるとされ、桑の葉は血糖値を下げたり、中性脂肪を抑さえたりといった働きも。ヤーコンの葉はポリフェノールなどの栄養成分が豊富に含まれていることがわかってきて、便秘改善にも効果があるそうです。目によいとされる目薬の木も含まれていて、ダイエットやアイケアなど、まさに現代人向けのブレンドとなっていますね。
ノンカフェインでノンカロリー。ホットでもアイスでも飲める仕様となっています。
スッキリとしていておいしい!
ホットの場合は、1〜2分で抽出されます。アイスの場合はマイボトルで3〜6時間ほど。ティーバッグは麦茶のような形で、麦茶のような香ばしさとさまざまな茶葉が織り成す深い香りがします。
最初は濃いめに淹れみたのですが、驚くほど飲みにくさがなく、ゴクゴク飲めました。自然薬の茶葉はどうしても香りや味わいが渋かったり、クセのあるものが多いのですが、絶妙なブレンドのおかげでスッキリおいしく仕上がっています。
味わいとしては麦茶のようではありますが、さらにさまざまな茶葉の栄養成分がブレンドされ、さっぱりとしていて凛とした印象です。
やはりブレンドが功を奏しているのか、5〜10種類くらいのブレンドのお茶よりも味わいが深くコクがあり、最後までおいしいです。アイスでもホットでも淹れられるので、今のような気温の落差がある季節の変わり目にもぴったりです。
21種類の健康素材を使った国産ブレンド茶 30p 税込321円
文・写真/庄司真紀