中が、鮮やかな紫色のさつまいも。ジュースやお菓子などに使われています。沖縄などで栽培されている、紫色のいも(ヤムイモ系)も「紫いも」と呼ばれることがありますが、別種です。
Contents 目次
栄養素
- ビタミンC
- マグネシウム など
栄養素のポイント
特徴的な紫色はアントシアニンという色素を含んでいるから。アントシアニンはポリフェノールの一種で抗酸化作用があります。
ビタミンCやビタミンEが含まれ、美容の面でも注目されています。
おいしく仕上げる秘訣
オーブンなどでじっくり加熱しましょう。アミラーゼというでんぷん分解酵素が活性化するため、甘みが増しておいしくなります。
旬・産地
さつまいも同様、初秋~冬の時期が旬。品種によって生産地は異なりますが、主に茨城県、千葉県、宮崎県などで生産されています。
トリビア
いろいろな紫いも
紫いもにもいくつか種類があります。
- 種子島紫いも
皮が白っぽく、中は薄紫色で甘みが強い。やや粉質で加熱するとホクホクした食感が楽しめます。
- パープルスイートロード
甘みが強く、紫いもの中でも味が良いと評判の品種。従来の紫いも、よりも中は淡い色合い。
選び方
おいしい紫いもの選び方
皮につやがあり、表面がきれいなものを選びましょう。ひげ根の穴が浅いものがよいといわれています。また、軸から蜜が出ていたら、完熟して甘みが増している証拠です(写真/切り口の色が濃い部分が蜜)。
ひげ根が太く硬いものや、表面がでこぼこしているものは避けましょう。
保存方法・期間
紫いもをおいしく保存するコツ
乾燥や低温に弱いため、キッチンペーパーなどに包んで冷暗所で保存しましょう。使いかけのものは、切り口にラップをして冷蔵庫の野菜室で保存を。
下ごしらえのコツ
茹で方や蒸し方はさつまいもと同様です。蒸し器を使う場合は、両端を切り、塩水に1時間ほど漬け、立てて蒸します。
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