コロナ太り解消のアイテムとして今年ヘルシー食材として人気が高かったオートミール。米の代替食品として使用されることも多いですが、なかには食感が苦手という人の声もチラホラ。そこで編集部員が、オートミールに次ぐ“ヘルシー米”を探してお試ししてみました。
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オートミールに次ぐ米の代替食品として気になる「大豆米」
今年はおうち時間が増えて、自炊をする機会も必然的に多くなりましたよね。また、“コロナ太り”なんてワードが飛び交ったほど、外出自粛における運動不足の日々でダイエットへの熱量がアップした人も多かった2020年。そんななかで到来したのが空前のオートミールブーム。ダイエットに役立つヘルシー食材として人気ですが、なかには食感が苦手という声もチラホラ。そんな人でも食べられるような、もっとお米らしさのある代替食品がないのか編集部員が探したところ、見つけたのが「大豆米」。
昨今、植物性たんぱく質がとれる大豆食品市場がアツイことは知っていたものの、ついに大豆がお米に変わる時代がやってきたようです。これは絶対にお試ししたい、するべき、と「大豆米」販売元のおたるダイニングさんへとお願いをし、今回「大豆米」の試食をさせていただけることになりました。
調理用の大豆米は、リゾットや雑炊との相性が抜群!
「大豆米」(調理用)の100g当たりの糖質量は、13.1g。1人前が大体50gとして、その糖質量は約6.6gです。白米と比べるとかなり糖質量が低いです。見ためは黄色くて、1粒1粒が小さい。これをゆでて米化していきます。
大きめの鍋にたっぷりのお湯を沸かして、冷凍状態の大豆米を入れて約3分間ゆでます。ゆであがったら、ざるにあげて流水で洗うだけ。
ゆであがりは、こんな感じに膨らみます。色はオートミールに近くなりました。1粒1粒がしっかりと際立っているんですよ。ここから、最初にえびピラフを作ったのですが、食べてみるとおいしいけれど、大豆米が水分を含んでいるので、リゾットとか、カレーとして食べるほうが合いそう、と思い「カレーチーズえびリゾット」にリメイク。
これはもう、バッチリおいしかったです! 大豆米(調理用)はリゾットや雑炊にかなり合います。食感としては、オートミールで気になるパサパサ感もなく、お米に近いやわらかさがありますよ。ただ、白米と比べると粒感が小さめで、外国のお米を食べている感覚。でも、まさかこれが大豆からできているなんて思えない食べやすさがありました。糖質量も少ないし、ダイエッターの味方としてこれから注目される予感。
ケチャップライスにしてオムライスにも挑戦。大豆米の存在を知らない父に食べてもらったところ、不思議そうな顔をして「これって米じゃないよね?」と即バレてしまいましたが、完食していました。ダイエットをしていない家族には通常の白米を使ったケチャップライスを使用し、ダイエット中の自分だけ大豆米を使うのもアリですよね。家族がオムライスを食べているのに自分だけダイエットのためにガマンするのはツライですし、家族にも気を遣わせてしまうなど食事が楽しいものではなくなってしまいますが、大豆米をお米の代わりに使えば「食べたいのに食べられない」ストレスから解放されるかもしれません。
お米は好きだけど糖質が気になるという人や、オートミールが少し苦手だったという人はぜひ一度お試ししてみてはいかがでしょう。
文/FYTTE編集部