モンゴル発祥の火鍋。日本でもここ数年ブームが続き、専門店も増えてきましたね。薬膳料理でもあることから、美容・健康によいと女性にも大人気。最近は自宅で作れる火鍋の素も出てきました。カルディオリジナルの火鍋の素は、白い白湯(パイタン)スープと赤い麻辣(マーラー)スープをひとつにアレンジ。寒い夜に体を芯から温めてくれそうです!
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本格スパイスの火鍋の素
モンゴルを起源とする火鍋は、香港やマカオ、台湾、シンガポールなどアジアで広く親しまれ、それぞれに独自に発展したのだそう。
火鍋というと、なめらかな白湯(パイタン)スープと辛みの強い麻辣(マーラー)を合わせたスープを、陰陽のように半々にしたイメージがありますよね。最近では、半分半分にスープを入れられる火鍋用の仕切り鍋も売られているほど。
カルディオリジナルの『火鍋の素』は、この2つのスープをひとつにしたもので、ふつうの鍋を使って、自宅で手軽に火鍋が作れます。
クコの実と唐辛子、クミンをブレンドしたスパイスが別添えされているので、ちょっと辛さが心配な人でも大丈夫、辛さは調整できますよ。
おいしく、薬膳効果ばっちり
最初に鍋に水300mlとレトルトパウチ1袋を入れ、よく煮立てます。スープは濃厚で、ラー油や香辛料の香りが漂います。これはおいしそうな予感! 同じく中華の坦々麺のスープのようなうま味を感じさせます。
スープを入れたら、トッピングのスパイスを入れていきます。辛さを抑えるために、今回はクコの実を中心に投入。クコの実は甘みのある果実で、辛くありません。美肌効果が高いとされる古代からのスーパーフードです。
野菜と豆腐を入れて煮立ったら、お肉を加えてでき上がりです。具材は白菜、豆腐、豆もやし、えのきたけ、豚肉、そして中華風に水餃子にしてみました。
5分ほど煮込み、鍋からどんぶりに移していただくことに。スープはうま辛という感じで、まろやかでじんわりとしだいに広がるような辛さです。香辛料から、どことなくカレーっぽいのですが、カレーとも違うコクがあり、これがまたクセになるような味わい。煮込んだように味が染みていて、野菜もどんどん食べられます。特に豆腐はもともとの素朴な味わいに辛みのあるスープが相まって、すき焼きで食べるよりも何倍もおいしく感じられました。
このところの連日の寒さで体が冷えていたのか、香辛料の効果で体がぽかぽか。内側から温まり、体調もよくなった気がしました。刺激が強そうな火鍋ですが、手軽においしくいただけて、体の調子を整えてくれる“薬効”つき。さすが薬膳ですね。
カルディオリジナル 火鍋の素 2~3人前 税込345円
文・写真/庄司真紀