医師の石原新菜先生が、著書『腸スッキリ! 米ぬか毒だしダイエット』で提案する“米ぬかダイエット”。ご飯やファストフードに米ぬかパウダーかけるだけで、現代人が不足しやすい玄米の栄養素をとることができ、ダイエットや健康面でのよい効果も期待できます。米ぬかパウダーは自分で煎って作れるのですが、ネットなどで市販もされています。今回は『きぼうの食べる米ぬか』という米ぬかパウダーを買い、実際に試してみました!
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穀物の甘みと香ばしさ
市販の食用の米ぬかは“煎りぬか”と“漬物用”がありますが、煎りぬかを選びましょう。また、できるだけ無農薬・有機農法のものを選ぶのがポイントです。
今回試してみたのは、酒本舗はなの『きぼうの食べる米ぬか』。
無農薬で作られたお米を使った米ぬかパウダーで、玄米色のさらさらとした粉末です。チャックつきの袋に入っているので、使いやすく、そのまま冷蔵保存もできます。
栄養豊富で、生活習慣病の予防から、美肌、免疫力アップとさまざまな健康効果が期待できる米ぬか。とはいっても、あまりおいしそうなイメージは湧かないのではないでしょうか。
でも、そのまま食べてみると、思ったよりも味がよく、食べやすい! 特に独特な風味はなく、プレーンな味です。焙煎しているので、香ばしさがあり、しいていえば、穀物のお菓子を思い起こさせるような味です。
ほんの少し穀物の甘みがあり、ミルクに入れたり、ヨーグルトにちょい足ししてもおいしそうです。
白米や牛丼で試食
まずは朝ごはんで白米にかけていただきました。ふりかけのようにほんの少しシャリっとした食感はありますが、それ以外は香ばしさを感じる程度です。玄米の味わいを予想していましたが、ほとんど味の変化はなし。ふつうに納豆ご飯や卵かけご飯にしても、いつも通りおいしく食べられます。
お昼には冷凍の牛丼に米ぬかパウダーをかけてみることに。こちらも味わいが変化することなく、おいしくいただけました。
“つゆだく”でしたが、米ぬかが水分を吸って、全体的にボリュームアップした気がします。牛丼は半人前だったのですが、お腹いっぱいの満足感が得られました!
ご飯類はどれも習慣化しやすいと思いますし、カップ麺やみそ汁など、水分の多い料理とも相性がよいです。味わいも本当にどんなお料理とも合わせやすいです。完全栄養食ともいわれる米ぬかをこんなに手軽にとり入れられるのはいいですね。
米ぬかダイエットは1日1さじかけるだけ。石原先生の著書ではスッキリ感は1〜2日ほどですぐに実感でき、2週間ほどでダイエット効果も感じられるとのことでした。少しずつ続けてダイエット効果もでれば、持続するモチベーションが上がることでしょう。
きぼうの食べる米ぬか 200g (100g×2袋) 1,280円 (税込)
文・写真/庄司真紀