手軽なダイエット法として見直されているのが、だし。だし汁を飲むことで、濃い味に慣れた味覚をリセットできます。なかでも、しいたけのだしはコレステロールや中性脂肪を下げるなどダイエットにもうれしい効果が期待されます。今回は、そのしいたけの風味とうま味がぎゅっと詰まった「もへじ 国産しいたけ茶」をいただいてみました。
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粉末タイプでお湯を注ぐだけで飲める
干すことでぐんと栄養価が高まる食材は多いですが、しいたけもそのひとつ。栄養成分も注目されていて、しいたけ茶には、血中コレステロールを下げるとされる「エリタデニン」やビタミンDのもとになり、骨や筋肉の成長によい「エルゴステロール」という成分が含まれます。そのほか、食物繊維やビタミン類も豊富。
ただ、だしが体によいといっても、慣れていないとだしをとることさえ手間に感じるもの。今はしいたけだしの粉末タイプも出ていて、これなら、お湯を注ぐだけなので、簡単にとり入れられるのではと思います。
カルディで見つけた「もへじ 国産しいたけ茶」もパウダー粉末で、個包装されています。保存も気を使わず、もち運びできるので外出先でも飲むことができますよ。
しいたけの香りとうま味
「国産しいたけ茶」にお湯を注ぐと、やんわりとしいたけの香りが漂ってきます。やはりしいたけはだしに使えるくらい、香りや風味が豊か。
色は透き通った麦茶のようで、小さい乾燥しいたけが少し入っています。しいたけは昆布などとブレンドしてだしとして使うことが多いですが、これだけで飲むというのは、和食好きな人でも、あまりなじみがないのではないでしょうか。
私も最初はしいたけの香りに一瞬戸惑ったのですが、飲んでみると、味わいはやさしくおいしいです。ゆっくり時間をかけて、うま味を堪能するのもいいものです。滋養が体に染みわたっていきそう! 身近なしいたけですが、お茶として飲むことで再発見ができた気分です。
お茶としてだけでなく、お吸い物やうどんのつゆ、炊き込み御飯などにも使うことができます。東洋医学的な見地でも、しいたけには動物性の脂を中和させる作用があるそうです。脂っこい食事とともに飲んでもいいですね。
もへじ 国産しいたけ茶 24g(2g×12P) 321円
文・写真/庄司真紀