3月14日、今日はホワイトデーですね。日本が発祥の、歴史の浅いイベントとはいえ、町がさまざまなお菓子であふれるこの時期は。なんだかウキウキしてしまいます。今回は、ホワイトデーのお返しに使われることの多いお菓子をテーマにとり上げました。マシュマロの材料、マカロンの作り方、マシュマロとギモーヴの違い…知っていますか?
Contents 目次
問題1
3月14日は、ホワイトデー。諸説ありますが、お返しの品で、「あなたとおつきあいできません」という断りの意味を表すのは、次のうちどれ?
□マカロン
□キャンディ
□マシュマロ
□クッキー
正解は…………?
「マシュマロ」です
ホワイトデーでお返しする品物には、いろいろな意味合いがあるようです。なかでも「マシュマロ」には、いい意味が含まれていないよう。また、「クッキー」は「お友だちのままでいましょう」、「キャンディ」は「あなたのことが好きです」という意味になるとか。すべての人が意味を考えて送っているわけではないと思いますが、少し知っておいても、よいかもしれませんね。
ホワイトデーのお返しで人気の「マカロン」。「マカロン」は何からできている?
□バター+グラニュー糖+小麦粉
□全卵+きび砂糖+コーンスターチ
□卵黄+粉糖+強力粉
□卵白+粉糖+アーモンドパウダー
答えは「卵白+粉糖+アーモンドパウダー」です
マカロンは、作る工程が少し難しいお菓子です。卵白を泡立てて作るメレンゲに粉糖やアーモンドの粉を加え混ぜ、しぼり袋で半円形にしぼり出して焼き上げたもので、中に好みのチョコクリームやジャムなどをサンドします。カラフルでオシャレなものも多く、バレンタインやホワイトデーに限らず人気のお菓子です。
「マカロン」を作るには、押さえておきたいポイントがあります。そのポイントのひとつは、次のうちどれ?
□高温で、短時間で焼くこと。
□砂糖をたくさん使うこと。
□風味づけにバターを加えること。
□生地を乾燥させること。
答えは「生地を乾燥させること。」です
「マカロン」を作るには、いくつかポイントがあります。ひとつ目は、しっかりとしたメレンゲを作ること。2つ目は、粉糖やアーモンドパウダーなどの粉類を混ぜるときの混ぜ具合い。3つ目は、メレンゲ生地をしぼり出したあとに、すぐにオーブンで焼くのではなく、表面が乾くまで乾燥させること。そうすることで、表面がサクっとして、中はホロホロとした食感のマカロン生地ができます。マカロンが高級菓子なのは、手間ひまがかかっているからなんですね。
ホワイトデーの「ホワイト」は、何から来た言葉?
□砂糖の白
□白いマシュマロ
□卵白から作るメレンゲ
□生クリームの白
答えは「白いマシュマロ」です
諸説ありますが、もともとホワイトデーは、老舗のお菓子屋さんが、バレンタインデーのお返しに白いマシュマロを発売し始めたのが始まり、と言われています。「ホワイトデー」と名前ができる前までは、「マシュマロデー」などと言われていたようです。「マシュマロ」を作るには卵白から作るメレンゲが大事な役目を果たします。卵白がカギを握るといえるお菓子です。
よく「マシュマロ」と混同される「ギモーヴ」というお菓子。ギモーヴにあって、マシュマロにはない特徴は、次のうちどれ?
□卵白を使わない
□砂糖を使わない
□バターを使う
□小麦粉を使う
「ギモーヴ」とは、フランス由来のお菓子です。「マシュマロ」と同じと思っている人も多いと思いますが、違いがあります。「マシュマロ」は卵白で作るメレンゲに、砂糖を煮詰めたシロップを加え、ゼラチンで固めて作ります。一方「ギモーヴ」は卵白は使いません。フルーツのピューレにゼラチンを加え、泡立てて作るのです。使用する材料は違いますが、食感が似ているので、同じもののように思われているのでしょう。