Contents 目次
カロリーが高い順に並べると、次のようになります。
A(カルビ)>C(ロース)>D(ハラミ)>B(フィレ)
A カルビ
めっちゃおいしい! でもカロリーの高さでもNo.1
カルビは1人前で500kcal超えです。「カルビ」は韓国語でろっ骨(あばら)を意味し、その周りについている肉のこと。脂肪分が高く、この中で最もカロリーが高い部位になります。
B フィレ
脂肪が少なく、最も低カロリー!
フィレはとてもやわらかくて脂肪が少なく上品な味が特徴で、1人前223kcal 。いちばんカロリーは低く、カルビの半分程度とおぼえておきましょう。
C ロース
焼き肉の定番部位ですが、カロリー的にも高く、No.2
ロースは牛肉の背肉部分をいい、脂肪が適度にあり、風味がよい部分。1人前411kcal ほどで、カロリーの高さからいうと、2番めです。
D ハラミ
赤みに近い食感が人気のこの部位、カロリーの高さはNo.3
ハラミは横隔膜の筋肉の部位の内臓肉。赤身肉に近い食感でやわらかく、脂肪もそこそこあり、1人前344kcal 。カロリーの高さからいうと、No.3です。
【焼肉屋さんでの食べ方のポイント】
肉のカロリーは含まれる脂肪量によって決まるので、当然、脂肪の多い部位はカロリーが高くなります。各部位のカロリーを頭に置き、肉選びをするとよいでしょう。ちなみに、和牛より輸入牛のほうがカロリーが低くなり、たれより塩のほうがカロリーが抑えられます。
ダイエット中に焼き肉を食べるなら、食べ放題は避け、ランチを活用するのがおすすめです。ランチでは、ワンプレートに肉を盛り合わせてあり、夜のようにどんどん注文して食べ過ぎるという状態を防げます。実際、肉のプレートが空になると、「いっぱい食べた!」という満足感も得やすいんです。定食には、サンチュとかサラダ、キムチや体を温めるわかめスープなどもセットになっていることが多く、そこから食べ始めるとよいでしょう。
取材・文/野上 郁子 イラスト/たなか のりこ