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【ダイエットチョイス!】起床後、どのくらいたってから朝食を食べるのがダイエッター的にはベスト?~EICO式ダイエットのコツ(60)~
Contents 目次
A すぐでもOK
ナイスチョイス!
起床後30分以内に和定食をとるのがベストチョイス
朝ごはんは英語でブレックファスト。ファストは断食の意味で、それを破る(ブレイク)のが朝食というわけです。夕食と朝食の間は、1日の中で食間が最も長くなるため、こう言われるのでしょう。ダイエット的にはこの食間の長さが問題です。毎日3食、食べる人の場合、食間が長くなればなるほど太りやすくなるというデータがあるからです。ですから、起きて30分以内に朝食をとるようにしましょう。その際、糖質、野菜、たんぱく質をとれる食事、つまり、和定食(わかめときのこの味噌汁、ごはん、のりと鮭など)なら理想的です。
また、朝食をとることは、ご飯を作る活動で目が覚める、味覚の刺激で目覚めるなど、覚醒にも効果的です。さらに、体温が上がる、午前中の活動エネルギーを使う効果が高まるなど、ダイエット的にもいいこと尽くめです。
B 遅いほどいい
バッドチョイス!
ダイエット的にはデメリットのほうが大
朝食が遅くなると、前日の夕食からの食間がさらに長くなります。すると、コルチゾールが過剰に分泌されストレスを感じやすくなり、「ストレス太り」という言葉があるように、太りやすくなります。
食に執着が薄く、多少時間があいても節制して食事をとれる人はよいのですが、ダイエッターとしていつも食のことを考えていたり、食べ過ぎないように注意を払ってガマンしていたりするような場合、時間があくことでドーナツを食べたくなったり、パンにバターをつけたくなったりと、食欲が増して、ムダにカロリーの高いものを食べてしまうリスクもアップ。食事の時間が空き、そこで爆食してしまうと、血糖値の急上昇を招き、脂肪の吸収率もアップするので、ダイエット的にいいことは何もありません。
【起床後、朝食をとるタイミング】
食べることに頭がいきがちなダイエッターにとっては、夕食からの時間が長くなり過ぎないほうがよいので、目覚めたらすぐ朝食をとる習慣をつけましょう。そのためには、朝食はある程度パターン化して、さっと食べられるように、前日から準備をしておくのがポイント。たとえば、目覚めて30分以内にご飯を食べようと思ったら、起きてからご飯を炊くのでは間に合いません。タイマーを活用したり、冷凍ご飯やレトルト食品、市販のおにぎりや納豆巻などを準備しておくなど、いろいろ工夫しましょう。
取材・文/野上 郁子 イラスト/たなか のりこ