まもなく夏本番がやってきますが、運動はしたくない…(泣)。そんな怠け者女子にとってもうれしいヘルシーおつまみ連載。今回は、ダラダラとお酒を飲みながらも脂肪燃焼効果を期待できるレシピを料理研究家で国際中医薬膳師の資格を持つ、西岡麻央さんに教えていただきます。
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夏バテにもダイエットにも! 夏の燃焼系おつまみ
こんにちは、西岡麻央です。いよいよ夏がやってきますね。暑い日は無性に辛いものが食べたくなったりしませんか? そこで今日は、夏におすすめな白菜たっぷりの燃焼系おつまみを紹介します。辛味は食欲の刺激につながりますし、辛いものを食べて汗をたっぷりかくことで体の内側にこもった熱が外に放出されて涼しく感じる効果も期待できますよ!
カプサイシンで脂肪燃焼!! 「お手軽スンドゥブチゲ」♡
【材料(2人分)】
えび(ブラックタイガーなど)…6尾
あさり(砂抜き済みのもの)…10個
ごま油…大さじ1
キムチ…120g
絹ごし豆腐…150g
小ねぎ…適量
<A>
豆板醤…小さじ1
みそ…小さじ1
鶏ガラスープの素…小さじ1
コチュジャン…大さじ1
塩…少々
水…500ml
【作り方】
<1>えびは尻尾を残して殻をむき、背中に切り込みを入れて背わたをとる。一度水ですすぎ、キッチンペーパーで水気を切る。
<2>フライパンにごま油を入れて熱したら、<1>のえびとあさりを入れて加熱する。あさりの殻が開きえびにキレイな焼き色がついたらキムチを加えてさっと炒める。
<3><A>と豆腐を加えて中火で加熱し、沸騰したら器に盛り、刻んだ小ねぎを乗せる。
ハイスペ食材「キムチ」は必ず冷蔵庫に常備して♡
キムチって、本当に万能な食材です。発酵食品ということで、腸内環境を整える作用もありますし、キムチの中の唐辛子にはカプサイシンが含まれていて、脂肪燃焼効果が期待できます。そして体へのうれしい効果だけではなく、料理では炒めものに加えたり、スープに混ぜたり、豆腐にのせたり幅広く使えますし、キムチを加えることで味が調ったりうま味が増したり、うれしい化学反応がたくさん起こるのです。
今回はただ辛いだけでなく、コチュジャンとみそでスープにコクをプラスした、魚介のうま味をしっかりと感じられる逸品です。具材に入っているえびや豆腐は低糖質、高たんぱくなヘルシー食材なのもダイエッターにうれしいポイントに。
夏本番に近づくと意識することが増える体脂肪。辛味成分をおつまみにとり入れることで、おいしくお酒をいただきながら体の中で脂肪を燃焼させましょう!
今回のスンドゥブチゲには韓国の伝統酒「マッコリ」を合わせるのがオススメ。辛いスープと甘味のあるマッコリで、「食べる」「呑む」が止まらなくならないようにご注意を!
文/MFC