夏になると、鮮やかな果物が目を引いて、楽しい気分になりますね。ビタミンも水分も補給できる果物は美容と健康の味方! でもちょっぴりカロリーも気になる…? “ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「フルーツ」です。
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【問題1】
いちばんカロリーが高いフルーツは、次のうちどれ?(100g食べた場合)
□すいか
□もも
□なし
□ぶどう
答えは………?
「ぶどう」です
上記のフルーツ100g当たりのカロリーは、「すいか」37kcal、「もも」40kcal、「なし」43kcal、「ぶどう」64kcal。初夏から店頭に並ぶフルーツは、みずみずしくて彩りもよく、つい購入したくなりますね。みずみずしさはフルーツ全般に言えることですが、夏のフルーツは特に水分が多く、暑い時期の水分補給にもオススメです。上記の中では、ぶどうは比較的カロリーがあるので、食欲がないときのエネルギー補給にも最適です。
「赤いルビー」とも言われる「さくらんぼ」。国産とアメリカ産の栄養価を比べたとき、国産のほうが4倍ほど含まれる成分があります。その栄養素は、次のうちどれ?
□たんぱく質
□炭水化物
□βカロテン
□ビタミンC
「βカロテン」です
初夏を告げる代表的なフルーツ「さくらんぼ」。糖分のほかに、微量ですがビタミンやミネラルを含んでいます。最近よく見かける、国産のものよりも少し安価である「アメリカンチェリー」と言われるアメリカ原産のさくらんぼは、少し大粒で、濃紅色の皮と強い甘味が特徴です。国産と比べて栄養価に大きな差はないのですが、βカロテンは、国産=81μg、アメリカ産=20μg(100g中)と、国産のほうが4倍ほど多く含まれています。
「無花果」と書くフルーツは、次のうちどれ?
□すいか
□いちじく
□さくらんぼ
□プルーン
「いちじく」です
「無花果」は、「いちじく」と読みます。春から初夏にかけて実の中に白い花をつけ、そのまま肥大するのですが、外側からは花が見えないので、「無花果」という字が当てられたと言われています。不老長寿の果物と言われるほど、栄養価や薬効が高いとされています。特にペクチン=食物繊維を多く含み、腸の働きを活発にするので、便秘解消などの効果が期待できます。
「ロザリオ・ビアンコ」「ゴルビー」「ベリーA」などといった名前の品種をもつフルーツは、次のうちどれ?
□なし
□びわ
□もも
□ぶどう
「ぶどう」です
「ぶどう」の栽培の歴史は古く、品種数は世界で最も多いと言われるほど。「巨峰」のような黒皮、「甲斐路(かいじ)」のような赤皮、マスカットのような緑皮と、大きく3種に分けることができます。黒皮や赤皮のぶどうには、アントシアニンというポリフェノールが含まれ、抗酸化作用などの効果があります。
フルーツの王様と言われる「メロン」。食べ頃の目安は、次のうちどれだと思う?
□底の部分がやわらかい
□表面の皮が少しへこむ程度のやわらかさ
□ツルの部分がしっかりしていてみずみずしい
□たたくとにぶい音がする
「底の部分がやわらかい」です
メロンには網目のあるものと、ないものがあります。網目のないメロンは露地もので、網目のあるメロンは、温室と露地ものの両方があります。どちらのメロンも栄養価に差はあまりありません。メロンはカリウムを多く含み、赤肉のものはカロテンも含みます。ツルが細く枯れているものがよいとされ、青くてみずみずしいものは、まだ熟していないことが多いです。食べ頃になると香りがよくなり、底の部分が少しへこむくらいのやわらかさになります。