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脂肪を燃焼させたいときにヨーグルトを食べるタイミング。
ナイスチョイスは「朝食前」です!
【ヨーグルトで脂肪燃焼効果を得るためのポイント】
ヨーグルトは栄養的にみるとたんぱく質とカルシウムが豊富で、それが発酵によって吸収しやすい状態になった食品です。牛乳を飲むとお腹をこわすという人も、ヨーグルトなら大丈夫という場合が多いですね。
ヨーグルトの効果の中で、みなさんが真っ先に思い浮かぶのが腸活でしょう。腸内の善玉菌、悪玉菌、日和見菌という3つの菌バランスを整え、腸内フローラを改善します。そのほかに、脂肪燃焼効果、花粉症対策、風邪をひきにくくする効果などがあり、じつは、どの効果を得たいかによって、食べるタイミングが違うのです。
今回のテーマである「脂肪燃焼効果」を得たい場合は、朝ごはんの前に食べることが大切。ヨーグルト中に含まれるビタミンB2が、朝食に食べる糖質(パンやご飯)を分解するお手伝いをしてくれます。
もし、便秘に悩んでいるなら、朝食後や夜に食べるのがオススメ。その場合、低脂肪・無糖のものを選び、はちみつを少量かけるのがベストです。はちみつの中のオリゴ糖が善玉菌のエサとなり、腸内環境を改善し、便秘解消につながります。
食べる回数は1日1回。やめると効果はなくなるので、毎日食べる習慣をつけましょう。
取材・文/野上 郁子 イラスト/たなか のりこ