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「ビタミンD」と一緒にとることによって、効果や働きが促進される栄養素は?~ダイエットに役立つ栄養クイズ~
「ビタミンD」と言われてもピンと来ないなーと言う人も多いかも。でも、この栄養素、〇〇を丈夫にするために、とても重要な働きをするものなんです! 〇〇を丈夫にするだけではありません、この栄養素が不足すると……。続きは本文で!(笑) “ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「ビタミンD」です。
Contents 目次
【問題1】
「ビタミンD」と一緒にとることによって、効果や働きが促進される栄養素は、次のうちどれ?
□たんぱく質
□ビタミンB1
□ビタミンC
□カルシウム
正解は………?
「カルシウム」です
ビタミンDは、骨の形成に深い関わりがある、脂溶性ビタミンの仲間です。骨の材料となるカルシウムやリンが十分にあったとしても、ビタミンDが不足すると骨が丈夫になりません。ビタミンDには、カルシウムやリンの吸収を促進して骨を健康に保つ効果などがあるのです。
「ビタミンD」は、人の体内で合成することができます。何をしたら、合成が促されると思う?
□日光に当たる
□ジャンプをする
□水をたくさん飲む
□7時間以上の睡眠をとる
「日光に当たる」です
人間の皮膚には、ビタミンD前駆体(ビタミンDが生成される前の段階の物質)である「プロビタミンD」が存在します。皮膚が紫外線に当たると、「プロビタミンD」はコレステロールを利用して、体内でビタミンDに変換されます。日常生活で日に当たっている人なら不足の心配はないと言われていますので、適度に日光に当たる生活を心がけたいですね。
「ビタミンD」を含んでいるものが多いといわれる「きのこ類」。いちばん多くビタミンDを含んでいるきのこは、次のうちどれ?(100g中)
□生しいたけ
□干ししいたけ
□きくらげ
□まいたけ
「きくらげ」です
上記のきのこ類に含まれるビタミンD量は「生しいたけ」0.4μg、「干ししいたけ」12.7μg、「きくらげ」85.4μg、「まいたけ」4.9μg。人が日光を浴びると「ビタミンD」が合成されるのと同じように、食材の中にも日光に当てると「ビタミンD」が増加するものがあります。きのこ類では、生しいたけより干ししいたけ、きくらげなど、乾燥しているもののほうが、より多く「ビタミンD」を含んでいます。市販されている乾燥きのこ類は、人工的に乾燥させているものも多いので、調理をする前に、30分ほどでも日光に当てると「ビタミンD」が生成されると言われています。
次の食材のうち、「ビタミンD」を多く含んでいるのは、どれだと思う?
□緑黄色野菜
□海藻類
□肉類の赤身の部分
□魚類の内臓の部分
「魚類の内臓の部分」です
「ビタミンD」は乾燥したものに比較的、豊富なので、乾燥きのこ類以外にも、いわしの丸干しや煮干し、ちりめんじゃこなどにも多く含まれます。また、魚類は全般にビタミンDを多く含んでいますが、とくに内臓部分にはたっぷりと含まれています。「あんこう」の肝などは、その代表格。あんこう鍋に、きのこ類や豆腐などを組み合わせると、骨によい食材がたっぷりになりますよ。
子どもが「ビタミンD」不足になった場合、なりやすくなる病気は、次のうちどれ?
□てんかん
□くる病
□手足口病
□りんご病
「くる病」です
「ビタミンD」が欠乏すると、成人は「骨軟化症」になりやすく、子どもの場合、骨の成長障害が起こり、背骨や脚の骨が曲がって、X脚やO脚、「くる病」の原因にもなります。成人にも、当然大事な栄養素ですが、妊婦や授乳婦、5歳までの乳幼児には、とても大事な栄養素となります。日々、日光に当たりながら、食事も大事にしていきたいものです。