フムス、フーマス、ハマスなど、さまざまな呼ばれ方があるようですが、「フムス」と呼ばれることが多いでしょうか。ゆでてペースト状にしたひよこ豆にごまや香辛料などで味つけをした中近東の料理のことです。植物性のたんぱく質が注目されるなかで、たんぱく質のみならず、ほかの栄養バランスも優秀!と評されるひよこ豆。前々から食べてみたいなーと思っていた、ひよこ豆が主役の「フムス」を手軽に味わえるミックス粉を見つけました♪
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私が今回使ったのは、ジャストホールフーズ社の「有機フーマスミックス」。熱湯180mlを入れて混ぜ、レモン汁とオリーブオイルを加えてさらに混ぜるとでき上がりという、あっけないほど簡単な、フムスのミックス粉です。
原材料は「有機ひよこ豆粉、有機粉末ゴマ、有機粉末玉ねぎ、食塩、有機パプリカ、有機にんにく、有機パセリ、有機黒こしょう」。これはどんな味になるのだろうと、期待せずにはいられません。箱の中には、きなこを思わせる粉末が入っていました。
ここに熱湯180mlを注いで混ぜます。粉末の状態でもかなりスパイシーないい香りがするのですが、熱湯を注ぐと、コンソメ味のチップスをこれから食べるぞ!というような気分に。ギルトフリーなおやつを作っている気持ちがしてきました。
じつはこのスパイシーかつエキゾチックな香りに飼い猫が大興奮。足からのぼって来て、お相伴に授かろうとせがまれて困りました(そもそも玉ねぎも食塩も入っているので猫には与えられないのですが)。
しっかり混ぜたら大さじ1のオリーブオイルと大さじ2のレモン汁を加えてさらに混ぜればでき上がり。
見た目はピーナツバターか、かぼちゃのペーストか…という感じですが、味は黒こしょう強めのオニオンコンソメ味といったところ。個人的にはブロッコリ―をディップするのがおいしかったです。冷ややっこに乗せて食べるのも◎でした。
フムスはサンドイッチの具としてもよいようなので、野菜を組み合わせて(ポテトサラダのような位置づけで)食べてみるのもおいしそうです。あと合いそうなのは……中華まん! 中華まんの具にフムスが入っていたら、“エキゾチック版ピザまん”みたいになりそう…。と、夢想する私をしり目に、子どもたちの反応はイマイチ。ちょっと受けつけない味のようでした。でも、家で手作りすれば、また違うかもしれませんね。食は文化、を感じた一品でした。
(編集まりりん)
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