約90㎏の体重を50㎏まで減らしたMartyさんは、ご自身の今まで培ってきたダイエット知識と経験を活かし、現在オンラインダイエットアドバイザーとして活躍しています。相談を寄せる「やせない」というクライアントには、ある共通点があるといいます。今回はそのお話から、ダイエット成功へ導くヒントを探りましょう。
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やせる近道ってあるの?
ダイエットは楽しいことばかりではないから、短期間で結果を出したい人が多いもの。だからといって極端なカロリー制限によるダイエットは厳禁。長くは続かないし、生理が止まることもあるなど、健康に悪影響があるからです。たとえカロリー制限で目標を達成したとして、長期にわたるダイエットで体が省エネモードになっているため、食事をもとに戻せばあっという間にリバウンドを招き、それまでの努力が水の泡になることも少なくありません。
Martyさんは、40㎏ものダイエットを成功させてから2年近く経った今も、リバウンドせず体型を維持していますが、以前は極端なカロリー制限のダイエットで失敗したといいます。
「きゅうりと春雨スープといったカロリー制限だけのダイエットは、体重の減りも早かったけど、リバウンドも早かったです(笑)。ダイエット中の食事は、単純にカロリーだけを制限するのではなく、栄養面にも目を配ることが必要。それに気づいてからは、カロリーは落としても代謝と筋肉を落とさないためには食事はきちんと、とりわけたんぱく質をしっかりとることが重要なので、今は糖質制限のダイエットをしています。糖質制限は意外と食べられるものが多いし、慣れると楽しいんですよ。相変わらず大好きなチョコレートはやめられないので厳密な糖質制限ではないのですが(笑)、糖質をとりすぎているわけではないし、ストレス解消になっているし、食べたぶんは運動で消費しているのでOKとしています」
食事はエサではありません!
オンラインで相談を寄せるクライアントの中でも、なかなかやせない人には共通点があることに気づいたといいます。
「アドバイスをするため、クライアントには毎日の食事の写真を送ってもらっています。今まで多くの人の食事を見てきたのですが、『やせたいのにやせない』ほとんどの人が、ランチョンマットや箸置きを使っていないんですね。それだけでなく、食事の写真にテレビのリモコンやティッシュの箱、ノートや本など、いろんなものが写りこんでいて、テーブルの上が乱雑なのが想像できます。つまり『今から食事をします』という状況になっていないのです」
また食べ方にも問題があるよう。