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CATEGORY : ダイエット |食べる

さやいんげん、スナップえんどう、そら豆、グリンピース、いちばんカロリーが低いのは?~ダイエットに役立つ栄養クイズ~

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そらまめ画像

春になると、やさしい緑の野菜が店頭に並びます。とくに山菜や豆類はこの季節ならではの風物詩。カロリーや栄養価なども知って食べれば、なお楽しめるのではないでしょうか。“ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「春の野菜」。天ぷらにするときの油の温度の見分け方も知ることができますよ♪

監修 : 大越 郷子 (管理栄養士)

管理栄養士、フードコーディネーター。服部栄養専門学校卒業後、病院栄養士を経て現在に至る。雑誌や書籍を中心としたダイエット・健康・美容などの栄養指導など幅広く活躍。体によくておいしいレシピに定評がある。

Contents 目次

問題
春に出回る次のマメ科の野菜のうち、いちばんカロリーが低いものはどれ?(100g中)

□さやいんげん
□スナップえんどう
□そら豆
□グリンピース

 

 

 

選択肢画像

 

 

 

答えは………

 

 

 

さやいんげん画像

「さやいんげん」です

上記のマメ科の野菜100g当たりのカロリーは、さやいんげん23kcal、スナップえんどう47kcal、そら豆102kcal、グリンピース76kcal。スーパーの店頭などに春野菜コーナーができるこの時期は、キレイな緑色の野菜が並んでいて思わず手にとりたくなります。マメ科の野菜の中でもさやいんげんや絹さや、スナップえんどうなどは比較的低カロリーで、そら豆やグリンピース、夏に向けて出回る枝豆などは豆野菜の中では少しカロリーが高めです。ただしこうしたマメ科の野菜も、たんぱく質やビタミン・ミネラルが豊富で、旬のときは香りもよいので、ぜひ楽しんで頂きたいと思います。

次に挙げる山菜のうち、うずまき状の形をしていないものはどれ?

□わらび
□のびる
□ぜんまい
□こごみ

「のびる」です

わらび、ぜんまい、こごみはどれも、若芽の部分が渦巻き状をしています。ぜんまいやわらびはアクが強く、下処理が少し大変ですが、わらびなどはデンプン部分を利用して作る「わらびもち」も有名ですね。こごみはアク抜き不要で、手軽に楽しめる山菜のひとつです。のびるはユリ科ネギ属の仲間でネギに似ています。味わいは、にんにくやらっきょうに近く香りが強めの山菜になります。

「ふき」と「ふきのとう」の栄養価を比べた場合、「ふきのとう」のほうが、16倍ほど多く含む栄養素は次のうちどれ?

□たんぱく質
□鉄分
□ビタミンE
□カロテン

「ビタミンE」です

春先になると咲く、ふきの花のつぼみが「ふきのとう」で、花が咲いたあとの地下茎から出た葉の柄(え)の部分が「ふき」です。「ふきのとう」は「ふき」よりも全体的に栄養価が高く、ミネラルや食物繊維を多く含んでいます。100g当たりで比較してみると、たんぱく質は「ふき」0.3g、「ふきのとう」は2.5gと約8倍。鉄分は「ふき」0.1mg、「ふきのとう」1.3gと約13倍。カロテンは「ふき」49μg、「ふきのとう」390μgと約8倍。ビタミンEは「ふき」0.2μg、「ふきのとう」3.2μgと約16倍にもなります。

生(なま)の「たけのこ」の下処理で、間違っているものは、次のうちどれ?

□購入後3~4日室温に置いてからゆでる
□購入後できるだけ早くゆでる
□皮つきのままゆでる
□底の部分の切り口が白いものを購入する

「購入後3~4日室温に置いてからゆでる」です

これから出回る「たけのこ」は、春になると食べたくなる春野菜の代表格ではないでしょうか。たけのこは鮮度が命ですので、丸ごと1本購入する際は底面の切り口がみずみずしく白いもの(変色していないもの)を選ぶとよいです。また、そのまま置いておくとエグミが出るので、購入したらすぐにゆでます。ゆでたたけのこは水に浸して冷蔵庫に入れておけば1週間ほど保存可能です。

天ぷら を揚げる場合、熱した油の中に少量の衣を落とすことで最適な温度を見極めることができます。最適な揚げ温度になっているときの衣の動きは、次のうちどれだと思う?

□鍋の底まで沈み、10秒ほど経って浮き上がってくる
□鍋の底まで沈んでから、すぐに浮き上がってくる
□鍋の途中まで沈んで、すぐに浮き上がってくる
□沈まず、表面に衣が散らばる

「鍋の途中まで沈んで、すぐに浮き上がってくる」です

野菜の種類によって水分の量なども違うので、揚げ温度や揚げ時間は一定ではないですが、家庭で天ぷらを揚げる場合、170~180度を目安にするとよいと思います。さて、熱した揚げ油に少量の衣を落とした場合、目安として「鍋底まで沈み、10秒ほど経って浮き上がってくる」のは油の温度が150度以下、「鍋底に沈んでからすぐに浮き上がってくる」のは160~165度、「途中まで沈んで、すぐに浮き上がってくる」のは170~175度、「沈まず、表面に衣が散らばる」のは180度以上です。あまり低い温度では、カラッと揚がらず衣がベチャっとしますし、高温だと中まで火が入る前に焦げ色になってしまいます。

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