じゃがいもとねぎの冷製スープ、からくて酸っぱいサンラータン。夏はスープがおいしい季節ですね。“ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「夏に食べたいスープ」。冷たいスープ、温かなスープ、からいスープ、とろみのあるスープ。いろいろなスープが登場します!
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問題1 「ヴィシソワーズ」とは、どこの国で生まれたスープだと思う?
□フランス
□ギリシャ
□モロッコ
□アメリカ
「アメリカ」です
「ヴィシソワーズ」はフランス語ですが、アメリカで作られたのが最初だそう。フランスにヴィシーという町があり、その町の出身者がメリカで作ったことから名前がついたようです。じゃがいもとポロネギ(西洋ねぎ)で作るなめらかなスープで、夏のポタージュスープにおすすめです。
問題2 「サルモレッホ」というスープは、何をメインにして作るスープ?
□じゃがいも
□ビーツ
□トマト
□とうもろこし
「トマト」がメインのスープです
「サルモレッホ」とは、あまり聞き慣れない名前かと思います。「ガスパチョ」にとても似ており、ガスパチョ同様、スペインが発祥の地です。トマトがメインで夏野菜の入った、とろみの強いスープで、トッピングにゆで卵や生ハムを添えることが多く見られます。夏の暑い時期を乗り切るために役立つスープのひとつです。
問題3 中国料理である「酸辣湯(サンラータン)」というスープ。どこの地域の料理だと思う?
□四川料理
□北京料理
□上海料理
□広東料理
「四川料理」です
「酸辣湯(サンラータン)」は、中国の四川(しせん)料理のひとつ。「酸=酸味」と、「辣=辛い」の味わいで、夏にとてもおすすめのスープです。暑い時期は、飲みものも料理も、さっぱりと冷たいものを選びがちですが、“熱い、酸っぱい、辛い” 「酸辣湯(サンラータン)」のようなスープは、発汗を促すので体にこもった熱を放出できますし、冷房などで冷えた体を温めるのにも効果的です。
問題4 「すったて」という「冷や汁」の仲間があります。これはどこの県の郷土料理だと思う?
□山形県
□埼玉県
□高知県
□宮崎県
「埼玉県」です
夏にぴったりな「冷や汁」。「冷や汁」と言うと、宮崎県の郷土料理と思い描く方が多いと思いますが、山形県や埼玉県でも有名な夏の汁ものです。なかでも埼玉県の冷や汁は「すったて」と呼びます。野菜などの具材をすり鉢でするところから「すったて」と言うそう。うどん文化が盛んな埼玉県では、この「すったて」が、うどんのつけ汁にされることが多いようです。
問題5 基本の「かき玉スープ」を作るポイントとして、正しいものは次のうちどれ?
□水溶き片栗粉を加えたら、すぐに卵液を入れる
□水溶き片栗粉を入れたら、2分ほどしっかり煮てから卵を入れる
□とき卵は一度にすばやく加える
□とき卵を入れたあとは、しっかりと箸で混ぜる
「水溶き片栗粉を入れたら、2分ほどしっかり煮てから卵を入れる」のが正解です
卵を加えたとろみのあるスープ=「かき玉スープ」は、暑い夏にも飲んでもらいたいスープのひとつです。とろみがついていることで、体を温める効果もあり、のど越しよく食べることができます。食欲のなくなる暑い時期には野菜などを加えることも、おすすめです。一方、作ろうとすると、シンプルなスープだからこその難しさもあります、水溶き片栗粉を加えてからすぐに卵を加えたくなりますが、まずは片栗粉にしっかり火を入れたいので、2分ほど煮てから、卵を少しずつ加えます。加えたあとは、あまりかき混ぜすぎないようにすると、卵がボロボロにならず、ふんわりしたかき玉スープに仕上がります。