夏も終わりに近づいてきました。あと1回、スイカが食べたい!(笑) 水分たっぷりなイメージのスイカですが、じつは暑い時期を乗り切るうえで役に立つ栄養素もしっかり含まれているんです! “ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「スイカ」です。
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問題1 スイカを100g食べた場合、約何キロカロリーになると思う?
□15kcal
□40kcal
□65kcal
□80kcal
約「40cal」です
夏になったら食べたくなる代表的な果物のひとつが「スイカ」ではないでしょうか。「スイカ」は約90%が水分ですので、夏の水分補給にもおすすめです。100g食べても41kcalほどですので、たっぷり食べても安心です。利尿効果などもあるので体の老廃物の排出を促す効果もありますし、夏のほてった体を冷やす効果などもあります。
問題2 「スイカ」に含まれる「シトルリン」という成分は、次のうち、どれに当たると思う?
□糖質
□アミノ酸
□ビタミン
□ミネラル
「アミノ酸」です
「シトルリン」はアミノ酸の一種で、強い利尿作用を持っています。同様な働きを持つ成分として「カリウム」が挙げられます。どちらも果肉よりも皮に多く含まれてはいる成分ではあるのですが、果肉にも豊富に含まれています。また、アジア諸国では、果肉よりも種子を食べる習慣があるようです。スイカの種子にはリノール酸が多く含まれています。
問題3 「ダイナマイトスイカ」というスイカの特徴は、次のうちどれ?
□皮の色が黒っぽい
□果肉が黄色い
□タネがない
□重さが6kg以上ある
「皮の色が黒っぽい」です
「ダイナマイトスイカ」とは、名前のとおり、爆弾をイメージする黒皮スイカを言います。黒色に近い深緑色の皮が特徴です。真っ赤な果肉はとてもみずみずしく、高級すいかとして知られています。ダイナマイトをイメージし、ツルの部分を導火線に見立てて火花のシールが張られて箱詰めされたユーモラスな贈答用も。北海道・石狩平野の月形町だけで生産されているスイカです。
問題4 果肉が赤いスイカと黄色いスイカを栄養素として比べた場合、赤いスイカのほうが多く含まれるものは次のうちどれ?
□カリウム
□鉄
□ビタミンA
□ビタミンC
「ビタミンA」です
一般的に多く出回っているものは、果肉が赤色のスイカですが、黄色い果肉のスイカも見ることがあります。黄色スイカは赤肉に比べると、やや淡泊な風味で上品な甘さです。どの栄養素もほとんど変わらないのですが、ビタミンA(β-カロテン)の量は、100g中赤スイカは830μg、黄色スイカは10μgほどで、大きく異なります。
問題5 スイカが最も甘い部分は、次のうちどこだと思う?
□中心部分
□タネのまわり
□皮に近い部分
□どこも同じ
「中心部分」です
スイカを切り分けるときは、どのようにカットしていますか? スイカは、中心部分が最も甘く、皮に近づくにつれて糖度が下がってきます。したがって、切るときは、中心部分から放射線状にカットしていくと、どれも均等においしくいただけます。また、甘みをおいしく感じるスイカの 温度は約15℃と言われていますので、あまり冷やし過ぎないほうが、甘みを味わって食べることができます。