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あぶらものにも! 紅茶で脂肪の吸収を抑える
脂肪を分解して体内に吸収させる消化酵素のひとつに、リパーゼ(脂質代謝酵素)があります。キリンビバレッジ「紅茶と暮らし研究所」の実験では、紅茶に含まれるポリフェノールがこのリパーゼの脂肪分解の反応を阻害したという結果が得られました。これは脂肪を消化・吸収されにくくするという効果が期待できます。緑茶やウーロン茶にも同様の阻害効果がありますが、この実験では、他のお茶と比較して、紅茶のほうがより高い効果が認められたそう。ふだんから、脂っこい食事の後はお茶を飲んでスッキリさせている人も多いと思いますが、からあげやポテトを食べるときには、紅茶を一緒に飲んでみるといいかもしれませんね。
肌の老化予防にも紅茶が効果的
肌の老化を促進する要因のひとつに「糖化」があります。糖化とは、体内のコラーゲンなどのたんぱく質に余分な糖が結びついて変質し、老化原因物質を発生させてしまう反応のこと。紅茶のポリフェノールが、このコラーゲンの糖化を抑制する効果があるそう。特に効果的に飲むのなら、砂糖を入れないで飲むのがオススメ。糖質を控え、血糖値の急激な上昇に注意することで糖化を防ぎます。また、カモミールやセイヨウサンザシなどの抗糖化作用が高いとされるハーブとブレンドしてみるのもオススメです。
みなさんも紅茶を生活に取り入れて、その効果を試してみてはいかがでしょうか?
参考:キリンビバレッジ「紅茶と暮らし研究所」セミナー資料 文/鈴木みずほ