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長いも、木綿豆腐、トマト、ヨーグルト。「ぶどう」と同じくらいのカロリーを含むのは?~ダイエットに役立つ栄養クイズ~
夏から秋にかけて、ぶどうが旬を迎えます。小粒のデラウェア1房分が、約100g。このカロリーが、じつはある食材の100g分と、だいたい一緒のカロリーなんです! 甘くておいしいぶどう。ダイエットの敵?味方? “ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「ぶどう」です。
Contents 目次
問題1 「ぶどう」と同じくらいのカロリーを含む食材は、次のうちどれ?(すべて100g当たり)
□長いも
□木綿豆腐
□トマト
□ヨーグルト
「ヨーグルト100g」です
ぶどうは100g=58kcal。一方、上記の食材100g当たりのカロリーは、上から108kcal、73kcal、20kcal、56kcal。小粒のデラウェア1房は、約100g弱ですので、1度に1房分食べても、安心なカロリーです。上記の中では、ヨーグルト100gがほぼ同じ程度のカロリーですので、一緒に組み合わせて食べてもデザートやおやつとしてよい内容かと思います。ぶどうは吸収がよいので、食欲のないときなどに食べると、すみやかなエネルギー補給となります。
問題2 「ぶどう」に含まれている「ブドウ糖」。ブドウ糖と同じ仲間の糖質は、次のうちどれ?
□オリゴ糖
□果糖
□ショ糖
□乳糖
「果糖」です
「ブドウ糖」は、糖質の中で「単糖類」という仲間で、果糖も同じ単糖類です。ブドウ糖は動植物に広く含まれ、なかでも穀類や果物に多く含まれています。血液中にも、血糖(ブドウ糖)として、約0.1%含まれていて、エネルギー源として利用されています。ぶどうに含まれていることが名前の由来となっています。
問題3 「ぶどう」はたくさんの種類がありますが、次のうち違う仲間はどれだと思う?
□デラウェア
□巨峰
□スチューベン
□ピオーネ
「デラウェア」です
ぶどうはたくさんの種類があり、夏から秋にかけて、スーパーなどの店頭でもさまざまなものを見かけることと思います。大きく分けると、巨峰、スチューベン、ピオーネなどの黒皮、デラウェアや甲斐路のような赤皮、シャインマスカットなどの緑皮があります。どの種類も、糖質や、カリウムなどのミネラルが多いのが特徴です。夏の終わりの疲れた体の疲労回復にも、おすすめな果物です。
問題4 「ぶどう」に多く含まれているポリフェノールは、次のうちどれ?
□イソフラボン
□アントシアニン
□ルチン
□カテキン
「アントシアニン」です
上記はすべてポリフェノールの仲間です。共通の働きとして、強い抗酸化作用が挙げられます。「ぶどう」には、「アントシアニン」というポリフェノールが含まれ、視力や肝臓の機能を向上させる効果が高いと言われています。同じ「アントシアニン」を含む食品には、ブルーベリーや、赤ワイン、赤じそ、なすなどがあります。なお、「イソフラボン」は大豆などに、「カテキン」はお茶などに含まれます。
問題5 ひと房の「ぶどう」で、甘みが強い部分は、枝になっている状態から見てどのあたりになると思う?
□上の部分
□中心部分
□下の部分
□どこも同じ
「上の部分」です
ぶどうを食べるとき、どこから食べますか? ひと房の中でも、場所によって甘味に違いがあるようです。一般的には枝に近い上の部分が、いちばん甘みが強いと言われており、下に行くにつれて、甘みが低くなるようです。これは、上のほうが太陽の光がよく当たり、枝に近いほうの粒から熟していくからだそう。ずっと甘みを感じながら食べるコツは、下から上にかけて順番に食べていくということになりますね。ただし、なかには上下で甘みがほとんど変わらない品種もあるようですよ。