Contents 目次
A夏より代謝が落ちるから
バッドチョイス
秋と夏を比べると、代謝が低いのは夏のほう。夏は、気温と体温の差が少なく体温維持にエネルギーを使わなくてすむため、体が省エネモードになっているのです。そのうえ夏は室内と屋外の気温差があるため、体の疲労度は夏のほうが高いと言えます。
B夏に筋肉が落ちてしまうから
ナイスチョイス!
夏は暑さのために運動不足になりやすく、筋肉が落ちてしまうケースも多くあり、それが秋に太る要因のひとつとなります。また、夏に落ちた体力を回復しようと食べ過ぎてしまうこともあります。
C日照時間が短くなるから
ナイスチョイス!
日照時間は人間の心理状態に影響します。夏から冬に向かって日照時間が短くなっていくと、ネガティブ、不安といった気持ちに陥りやすくなり、それがドカ食いにつながります。実際、ダイエットのリバウンドがいちばん出やすく、ザセツするのが11月というデータもあります。冬になれば日照時間が短いことに体が慣れるのですが、変化の過程である秋は、メンタルが不安になり、太りやすいのです。
D摂取する水分の量が減ってその分食べてしまうから
ナイスチョイス!
秋は夏に比べて気温が下がるため、水分の摂取量が減り、その分食べてしまう傾向にあります。さらに、秋はグルメ番組が多く、さまざまな食情報が「食べたい気持ち」をあと押ししてしまう可能性も高いと言えます。
取材・文/野上郁子 イラスト/たなかのりこ