問題１　次の肉料理の中で、一番カロリーが低いものはどれだと思う？

□ハンバーグ（合いびき肉100ｇ）
□ローストビーフ（牛肉100ｇ）
□スペアリブのオーブン焼き（２本）
□豚ひれ肉のソテー（豚ヒレ肉100ｇ）

「ローストビーフ（牛肉100ｇ）」です

上記の中で、一番低いカロリーはローストビーフ＝約190kcalです。シンプルに牛肉を焼いているのみなので数値は低いですが、バターソースなどをたっぷりかけると、また違った数値になってきます。ハンバーグは、デミソースをかけて約420kcal、スペアリブも同じぐらいで約400kcal。豚ひれ肉のソテーは230kcalほどです。

問題２　次の魚料理の中で、一番カロリーが高いものはどれだと思う？

□あじの干物焼き（あじ大１尾）
□いわしのしょうが煮（いわし２尾）
□さけの南蛮漬け（さけ１切れ）
□いかと大根の煮物（いか150ｇ）

「いわしのしょうが煮（いわし２尾）」です

魚料理は全体的に、肉料理よりもカロリーの数値が低めの傾向があります。ただし、もちろん魚の種類や調理方法によって変わってきます。あじの干物といかの煮物は、調理油などを使用しないので、180kcalほどです。さけ１切（90ｇ）を使った南蛮漬けは約250kcal。さけを油で揚げているので、カロリーが高いようなイメージですが、いわし２尾（160ｇ）を使った煮物は280kcalと、こちらのほうがやや高カロリーとなります。いわしは魚類の中で脂質が高い分、カロリーも高めなので、油を使用しない煮物でも、それなりのカロリーが含まれているのです。

問題３　次の刺身の中で、脂質分が一番多いものはどれ？

□戻りかつおの刺身（80ｇ）
□めばちまぐろのトロ（80ｇ）
□さんまの刺身（80ｇ）
□ウニ（30ｇ）とイクラ（30ｇ）の盛り合わせ

「さんまの刺身（80ｇ）」です

お刺身が好きな方は多いかと思います。調味料などを加えず生の魚を食べることができる刺身は、素材の栄養を、そのままとることができます。上記の中では、秋に旬を迎える「さんま」が、やはり脂がのっており、80ｇ当たりの脂質量は20.0ｇと、一番高い数値です。かつおは、春の初かつおより秋の戻りかつおのほうが脂が多く、80ｇ＝5.0ｇ。初かつおは0.4ｇです。めばちまぐろのトロは、80ｇ＝16.1ｇ、ウニとイクラの盛り合わせは、合わせて6.1ｇとなります。

問題４　次の野菜を副菜（ごま和え）でいただく場合、一番カロリーが低いのはどれ？（野菜はすべて100ｇ使用）

□いんげん
□ほうれん草
□チンゲンサイ
□玉ねぎ

「チンゲンサイ」です

毎日の献立を考える場合、もう1品ほしいけど、カロリーが気になるという方におすすめなのが、やはり野菜料理です。ごま和えは、ごまや砂糖を使い、さらに、ごま油などを使うと調味料だけで50kcal近くになってしまいますが、野菜は、生のままや、ゆでる・蒸すといった調理方法ではさほど気になるカロリーではないですし、むしろたくさん食べてもらいたいです。上記の中では、100ｇ（野菜のみの数値）で比較するとチンゲンサイが一番低く、100ｇ当たり、わずか９kcal。いんげん＝23kcal、ほうれん草＝18kcal、玉ねぎ＝33kcalです。

問題５　次のサラダの中で、ビタミンＣが一番少ないのは？

□トマトとモッツァレラチーズのサラダ（トマト1個・チーズ50ｇ）
□マッシュかぼちゃのサラダ（かぼちゃ80ｇ・玉ねぎ30ｇ）
□ほうれん草とベーコンのサラダ（ほうれん草80ｇ・ベーコン20ｇ）
□にんじんとくるみのサラダ（にんじん50ｇ・くるみ20ｇ）

にんじんとくるみのサラダ（にんじん50ｇ・くるみ20ｇ）です

上記のサラダに含まれるビタミンＣの量は、トマトとモッツァレラチーズのサラダ＝26mg、マッシュかぼちゃのサラダ＝40mg、ほうれん草とベーコンのサラダ＝35mg、にんじんとくるみのサラダ＝7mg。野菜を使ったサラダは、ビタミンCたっぷりのイメージも多いかと思いますが、比較すると、差がわかるかと思います。にんじんは、ビタミンの中でもビタミンＡはかなり豊富に含まれていますが、ビタミンＣはほかの野菜に比べてやや少な目です。