カロリーが低く、糖質が少ない食材「きのこ」は、ダイエットをサポートしてくれる強い味方。中でも特に注目なのが、まいたけ。食物繊維が多いだけでなく、鉄、亜鉛なども含まれているため、積極的にとりたい食材のひとつです。そこで今回は、まいたけの健康効果と、レシピをご紹介します。
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きのこの中でNO1の栄養摂取率!
「きのこ類の栄養摂取インデックス」(※1)によると、油で炒めたとき、茹でたときのまいたけの栄養摂取カバー率は、きのこの中でもNo.1! また、カルシウムの吸収を助けるビタミンDを多く含んでいることも、まいたけの特徴です。
日本食品標準成分表2015年版によると、まいたけを油炒めにすれば日本人の食事摂取基準に必要な5.5μg(目安量μg/日)を軽く超える7.7μgものビタミンDがとれるのだそう。ほかにも、まいたけには食物繊維や鉄、亜鉛など体に欠かせない栄養が含まれ、まいたけに含まれる食物繊維の一種には、抗ウイルス効果もあると言われています。
※可食部100gに含まれる27種類の栄養素(たんぱく質、ミネラル、ビタミン、食物繊維)について、日本人の食事摂取基準(2015年版)における1日あたりの摂取基準(30~49歳女性での推奨値・目標値・目安値)に対する割合%を算出し、その平均値をとったもの。
食後過血糖を抑える、焼きまいたけ
健康診断などで測定する空腹時血糖が正常値であっても、食後1時間値や食後2時間値が異常値を示す「食後過血糖」の状態である人は、意外と多いのだそう。この「食後過血糖」を放置すると、いずれ糖尿病になる可能性も。
まいたけは豊富に食物繊維を含み、しっかりとした食感があります。そのため、早食いを防止して「食後過血糖」を抑えるので、疾患の予防にもつながるほか、ダイエットにも効果的です。50g程度(市販のまいたけ約1/2パック)を目安に、ごはんや麺類を食べる前にとるのがおすすめ。
また、生のまいたけよりも一気に加熱した焼きまいたけの方が、より血糖値抑制効果が高まります。
それでは、ダイエットにも効果的な、まいたけのレシピをご紹介します!
さっそくレシピを見てみましょう。