コロンとした形がかわいらしく、食べるのに手間がかからないキウイフルーツ。常備している方も多いかもしれません。じつはキウイには、おいしいだけでなく、健康や美容にありがたいさまざまな栄養素が含まれています。“ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「キウイフルーツ」。クイズを解いたあとキウイフルーツを買いに、お店まで走ってしまうかも…?!
Contents 目次
問題1 「キウイフルーツ」100gのカロリーは?
□35kcal
□51kcal
□76kcal
□92kcal
「51kcal」です
キウイフルーツは1個=100g前後ですので、1個のカロリーは約51kcalとなります。低カロリーでありながら、ビタミンたっぷりのフルーツなので、疲労回復効果、肌改善、風邪予防などにもとてもおすすめです。そのまま食べるのはもちろん、ジューシーな果汁を活かしてジュースにするのもよいですし、すりおろしてソースにするなど料理にとり入れるのにも便利なフルーツです。
問題2 「キウイフルーツ」のビタミンC含有量を表したものとして、間違っているものは次のうちどれ?(100g当たり)
□みかんの約2倍のビタミンCが含まれている
□マンゴーの約2倍のビタミンCが含まれている
□いちごとほぼ同量のビタミンCが含まれている
□柿とほぼ同量のビタミンCが含まれている
「マンゴーの約2倍のビタミンCが含まれている」です
キウイ1個(100g)のビタミンC含有量は71mgと、とても豊富です。他のフルーツと100gで比較すると、みかん=35mg、マンゴー=20mg、いちご=62mg、柿=70mgですので、キウイにはマンゴーの約3倍以上のビタミンCが含まれていることになります。ビタミンCは肌の健康を保つうえでも大切な働きをします。これからの時期、紫外線も強くなってきますので、キウイを食べてビタミン補給をしてみてはいかがでしょうか。
問題3 「キウイフルーツ」には、「アクチニジン」という成分を含んでいます。これは次の中で、どれに当たると思う?
□ポリフェノール
□食物繊維
□糖質
□酵素
「酵素」です
「キウイフルーツ」に含まれている「アクチニジン」とは、たんぱく質を分解する酵素の名前です。肉や魚などのメイン料理の献立の中に材料のひとつとしてとり入れたり、食後のデザートとして食べたりすることによって、この酵素が働き、消化吸収を助け、胃のもたれや胸やけ、消化不良を防ぐ効果を発揮します。
問題4 問題3で解説した、キウイフルーツの「アクチニジン」と同じ働きが期待できる料理は、次のうちどれ?
□豚かつ+大根おろしダレ
□マグロのとろろかけご飯
□パイナップル入り酢豚
□かぶと鶏肉のシチュー
「パイナップル入り酢豚」です。
問題3で解説したように、キウイに含まれる酵素である「アクチニジン」は、たんぱく質を分解する働きをします。同じようにたんぱく質を分解する酵素が含まれているのはパイナップルやパパイヤ、マンゴーなど。酢豚は、豚肉と一緒にパイナップルを組み合わせることで、パイナップルの酵素が働いて豚肉がやわらかくなり、消化が促されます。大根やかぶ、山いもにも酵素が含まれますが、これらに含まれているのは主に「アミラーゼ」というものです。アミラーゼはデンプンを分解する働きがあり、消化を促進してくれます。
問題5 「キウイフルーツ」という名前と関係が深いものは、次のうちどれ?
□色合い
□形
□味
□大きさ
「形」です
「キウイフルーツ」というとニュージーランドが思い浮かびますが、原産国は中国と言われています。その後ニュージーランドで改良が進み、現在食べられている多くの品種が作られました。キウイフルーツという名前は、ニュージーランドの国鳥「キウイ」の丸くて愛らしい見た目が、果物の形と似ていることからついたそうです。