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“食べてないのに太る”の疑問を解決! 1年で24㎏の減量を叶えた、ねこくらりえさんのダイエット飯とは?

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ねこくらりえさん

40歳手前で本気のダイエットを決意。1年間で24㎏の減量に成功した人気インスタグラマーのねこくらりえさんが、ダイエットに成功した秘訣のひとつとして挙げるのが、「食事の見直し」です。これまでは夕食を抜くことも多く、「食べてないのに、どうして太るの?」という疑問が常に頭の中を駆け巡っていたそう。そんなねこくらさんに真実を教えてくれたのが、食事管理アプリ『あすけん』でした。あすけんのアドバイスに素直に従っていくことで、食べていないのに太る謎が、解けていったそうです。

Contents 目次

食事管理アプリで徹底的に食事を見直し。目指すのは、「健康指数」100点満点!

ねこくらりえさん
ねこくらさんのInstagramより

「思い返せば、お昼は週6でインスタントラーメン。おかずは唐揚げやウインナー。かつての私はそんな食事が定番でした」

そうふり返る、ねこくらさん。

「お昼は好きなものを食べていたので、朝はプロテインだけということも。夜はお酒を飲むけれど、ご飯は抜いておかずをつまむ程度。友人と集まったときなども、パクパクお菓子を食べる友人を横目に、私は『太っちゃうから』とガマンしていました。でも、パクパク食べている子たちは、みんな私よりずっとスリム…。どうして、人より食べていない私だけ、太るの…? おかしい…。ずっとそう思っていたんです」

自分の食生活の何がいけないのか、どうして太るのか、まったくわからない…。とはいっても、やせるために「食事の見直し」は絶対に必要と思ったねこくらさんが頼ったのは、食事管理アプリ『あすけん』でした。

『あすけん』とは、ダイエットをしたい、健康になりたいという人のための食生活改善アプリ。食べたものを記録すると、カロリーや栄養素をすぐに自動計算。栄養の過不足をグラフで表示してくれるほか、管理栄養士からのアドバイスも届きます。

特にねこくらさんが着目したのは、食べたメニューと運動などの生活内容を総合判定して点数化する「あすけん健康度」というサービス。これで徹底して100点満点を獲得することに注力しました。

「インスタントラーメンには野菜を入れていたし、夜の炭水化物も控えていた。だから、それなりにバランスのとれた食生活をしていると思っていたんです。ところが、あすけんで栄養バランスを見ると、かなりハチャメチャだったことがわかりました。以前の私は、夕食は食べないなど量を減らすことばかりに注目をしていたけれど、質については何も考えていなかったんです。あすけんのアドバイスに従っていくと、食材の内容が少しずつ変っていきました。そして、こうなったらとことん見直そうと思い、あすけん健康度で、とにかく100点満点を獲得することを目指しました。だって、100点なのにやせられなかったら、それはもう私が悪いんじゃなくて、あすけんが悪いですよね(笑)。『文句つけようがない』、そんな状況にしようと思ったんです(笑)」

続けるうちに、100点をとるコツや、食材の特徴がわかるように

あすけんアプリ
ねこくらさんのInstagramより

最初のうちはどんな料理をつくれば100点がとれるのか、わからなかったそう。だから、メニューや味の良し悪しは二の次。栄養を満たせる食材をひたすら選んで食べていたといいます。

「たとえば、1日に必要な野菜の摂取量は350g以上なのですが、『野菜であればOK』なので、ひたすらキャベツのせん切りでまかなっていたときもありました。料理というより、食材を食べるという感じ(笑)。味も度外視でした。

ふり返ってみれば、インスタントラーメン中心だった私は、野菜をどうやって食べるかの知識もなかったんですよね…。でも続けていくうちに、だんだんと野菜の特性や食べ方のコツなどもわかってきました。たとえば、葉物野菜で350gをとろうとすると、相当なカサが必要だけど、玉ねぎなどの根菜をプラスすればわりとラクにクリアできます。すると、食材の選び方が変わり、調理法や味つけのバリエーションも増えていきました。

最初は『食材を食べる』日々で、草食動物になった気分(笑)。でも、3~4か月すると、おいしく食べながら『100点をとる』ことができるようになっていったんです」

やせる食事をするぞ!と意気込むわけではなく、まるでゲームを攻略するような感覚で100点をとることに注力。実際、連日「100点生活」を達成していたそうです。そして、100点をとるコツがわかってくると同時に「豚肉の100gってこのくらいなんだ」「鶏のむね肉はたんぱく質がとれるけれど、脂質は抑えられる」といった、食材の知識も身についていったといいます。

ダイエット前より、ダイエット中のほうがたくさん食べている!

ダイエット食
ねこくらさんのInstagramより

そんなふうに、あすけん健康度の100点生活を継続。1か月くらい経った頃、まず実感したのは「食欲の安定」でした。

「これまで太らないために夜ごはんを食べないなど、自分なりに節制をしていました。でも、その頃は常に何かを食べたいという衝動があったんです。だから夕食を抜いたのに結局衝動が爆発し、夜遅い時間に唐揚げや冷凍食品を食べてしまうことも…。でも、あすけんを始めてからは、以前のように食欲が爆発することはなくなり、それどころか、いつもお腹が満たされているような状態でした」

さらに、ねこくらさんは「あすけんを始めてからのほうが、たくさん量を食べている」ともいいます。

「あすけんで100点をとるためには3食バランスよく食べて、必要な栄養素を満たさなくてはなりません。だから、夕食でもちゃんとごはんを食べないと100点をとれないんです。ダイエットというと、食べる量を減らすというイメージをもつ人も多いと思うのですが、あすけんに従うと、むしろたくさん食べさせられているという感覚。正直なところ、こんなに食べて本当に大丈夫なの?太ってしまうのでは?という不安も大きかったです。でも、こんなに食べても、100点をとれている。それに何より食欲が安定しているのが、いい方向に向いている証拠なんじゃないかとも思えました。

ただ、食べている量は増えたにせよ、食べるものはまったく違います。野菜中心になったし、たとえば、これまで私が好んで食べていたバラ肉なんかをいっぱい食べていたら、100点は到底とれません。結局以前の私は太りやすい食材ばかり食べていたんですよね。『食べていないのに、太る』その謎が、しだいに解けていきました」

食事
ねこくらさんのInstagramより

それまで、インスタトラーメン、唐揚げ、ウインナーやベーコン…といった食材が中心だったねこくらさんにとって、野菜中心の生活は、最初は味気がなく苦痛もあったそうです。でも、食器に凝ってみたり、盛りつけを工夫したりすることで、気持ちを盛り上げたことも続けるためコツだったようです。そして、3か月ほど経つとしだいに野菜のおいしさもわかり、野菜のある食事が自分にとって“当たり前”に変わっていきました。

以前からずっと抱えていた「食べてないのに、太る」という疑問。その謎が解けたことで、食事の仕方、質が大きく変わったねこくらさん。これまで、よかれと思って食事を抜いたり、減らしたりしたことが、まったくの逆効果だった…。思い込みを一度とり払い、正しい知識を知ることも、ダイエットするうえではとても大切だと実感したといいます。

そして、ねこくらさんが食事と並行してとり組んだのが、「運動」です。万年運動嫌いだったのに継続できた理由とは? 次回はそのコツをご紹介します!

ねこくらりえさん

◆ねこくら りえ
38歳、82kgで一念発起し“人生最後のダイエット”に挑戦。コロナ禍に引きこもってアプリでの栄養管理とYouTubeの宅トレを用い自力で、1年間で24kgのダイエットに成功。自身のダイエットの様子を発信しているInstagramはフォロワー数15万人以上と大人気。現在、各SNSで情報発信中。
Instagram:https://www.instagram.com/nekokurarie_diet/
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCspm2Uxtolvrc2pcNwnDivw

取材・文/柿沼曜子

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