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「やせたい! でも食べたい!」というときに。ダイエットコーチがおすすめする、パスタ、ピザ、サラダは?~ダイエットチョイス~
1日に「選ぶ」シーンは何回となく訪れます。そのひとつひとつの選択を間違わないことがダイエット成功へのカギ! ダイエットコーチとして700人以上を成功へと導き、自身も数多くの失敗を経験しながらも準ミス日本に輝いた経歴を持つEICOさんに、さまざまなシーンでのナイスチョイス・バッドチョイスを教えていただく「ダイエットチョイス」。今回は外食にありがちなメニューの選び方をとり上げました。ダイエットをしていたって、友だちと外食を楽しみたいときや、パスタやピザを食べたいときもありますよね。そんなときはダイエット向きのメニューを選ぶコツを少し押さえておくと、賢く食事が楽しめますよ。さあ、一緒にレッツチョイス!
Contents 目次
友だちとレストランで外食。どんなサラダを選ぶ?
ダイエッターの味方といえば、サラダ。とはいえ、選び方を間違えると逆効果の場合も! どんなサラダを選ぶのがダイエットによいと思いますか?
A ポテトサラダ
B シーザーサラダ
C 3種の豆のサラダ
D 冷しゃぶサラダ
ナイスチョイスは…
「冷しゃぶサラダ」です
【レストランでのサラダの選び方について】
サラダの具として大切なのは、野菜のほかに、お肉やシーフード、卵などたんぱく質食材が入っていること。冷しゃぶサラダなら、「豚肉=たんぱく質」で、合格です。豚肉をさっとゆでて作る冷しゃぶサラダは、良質なたんぱく質がとれよぶんな脂も落ちるので、ダイエットに最適なメニューです。おうちでも簡単に作れますし、コンビニサラダにもあります。ランチならこれにおにぎりを加えれば、栄養面としても食事として完成します。レストラン以外でもじょうずに活用しましょう。
一方で避けたいのは、「ポテトサラダ」や「豆サラダ」など、いもや豆(大豆以外のひよこ豆、小豆、うずら豆など)といった炭水化物食材がメインのサラダ。糖質、カロリーが多く、ご飯を1杯よけいに食べるのと同じことになってしまいます。
ドレッシングのカロリーが高い「シーザーサラダ」もイマイチチョイス。ただし、高カロリーなドレッシングだとしても、全体にかけて和えずに、別皿に出して野菜をつけて食べるようにすると、味が濃いまま味わえるので満足度も高く、摂取する量も少なくできます。好きなドレッシングでサラダを楽しんで食べられると思えば、ダイエット中も満足度の高い食事ができそうですね。
パスタを選ぶならどれがいい?
ランチの人気メニューのひとつ、パスタ。ダイエット中に食べるならどのソースが合格なのでしょう? これと思うものを選んだら、さっそくEICO式でチェック!
Aミートソース
Bカルボナーラ
Cボンゴレ
Dジェノベーゼ
ベストチョイスは…
「ボンゴレ」です
【パスタの選び方について】
白ワインで蒸し上げたあさりとそのだしをパスタソースにするため、たんぱく質が多く、低カロリー。しかも、マグネシウムとビタミンB12が豊富で、パスタの中で「ボンゴレ」はベストチョイスです。家で作るときはあさりを増量し、キャベツを入れるとよいでしょう。麺を減らせばなおさらgoodです。
ちなみに「ミートソース」もナイスチョイス! ミートソースのよいところは、肉主体のためたんぱく質が多いこと、トマトを使っているので、リコピン、カリウム、β-カロテンなど栄養価が高いこと。ただし、ひき肉は脂質が多いので、家で作るときは脂質の少ないひき肉を選び、肉の量を少なめにし、コンソメなどでうまみをプラスすると、おいしさはそのままでカロリーダウンできます。玉ねぎ、きのこなど野菜を加えてカサ増しするのもオススメです。
今日はピザが食べたい気分。どのピザを選べば太らない?
今日はピザを食べよう! さあ、どれがいちばんダイエッター向き? あなたが考える“よさそうなピザ”あるいは、いつも選んでしまうピザはどれ? そのチョイスが明日のあなたの体型を左右するかも!
A マルゲリータ[トマト・チーズ・バジル]
B ベーコン&ポテトピザ
C シーフードピザ
D 4種のチーズのピザ[クワトロフォルマッジ])
ナイスチョイスは…
「シーフードピザ」です
【ダイエット中にピザを選ぶときのポイント】
ダイエット中の食事として避けたいのは、炭水化物に偏ること。とくにピザ生地は糖質たっぷりなので、メニューを選ぶときは具材がたんぱく質をしっかり含むかどうかがポイントとなります。「シーフードピザ」は、えび、たこ、いか、貝類など、たんぱく質がメインなどで合格。これにサラダをつけられれば理想的です。また、生地が選べる場合は、クリスピー生地をチョイスするとよいでしょう。
同じ理由で、ポテトなどを具材に選ぶと糖質かぶりになってしまいます。ピザにつきもののチーズには、たんぱく質も含まれていますが、脂質がそれ以上に多いので、とり過ぎに注意。ベーコンなどの加工肉もたんぱく質食材ではありますが、脂質や塩分が多いことのほうが気になるので、あまりおすすめできません。
取材・文/野上郁子 イラスト/たなかのりこ