健康や美容のため、食事の栄養バランスが大事だということがわかっていても、毎日完璧にとることは簡単なことではありませんよね。そこで、毎日の栄養バランスに悩む読者2名をご招待して、管理栄養士の豊田愛魅さんと座談会を開催。不足しがちな栄養素が補える粉末タイプのスムージーを試飲しながら、その味や栄養などについてトーク。率直な意見とともに、とり入れやすさなどを語っていただきました。
ふだんの食事で栄養はバランスよくとれている?
<座談会メンバーの紹介>
(*写真右から順に)
管理栄養士:豊田愛魅先生
2歳と、4か月の新生児のママ。ずぼらさんでもきちんと栄養がとれるずぼらレシピは、誰でもマネできると好評。
FYTTE読者:戸田さん(30代)
小学2年生と年長&年少の子を育てる3児のママ。子ども3人とも野菜嫌いで、食べられない野菜がそれぞれちがうのが悩みの種。また、“朝のフルーツは金”といわれているので毎朝食べたいものの、買い忘れなどストックしておくのがむずかしいと感じている。
FYTTE読者:吉川さん(40代)
多いときは週4~5日は出張し、全国をまわるハードワーカー。そのため、ホテルの朝食ビュッフェでフルーツや野菜を多く食べるようにしている。
おふたりは、ふだん食事の栄養バランスって、気をつけていらっしゃいますか?
基本的には朝昼晩、3食ちゃんと栄養を意識して食べるようにしているのですが、野菜嫌いの子どもたちが食べてくれるご飯を考えると、とれる野菜が少なくなってしまいます。なので、サラダをプラスするようにしているのですが、野菜料理は子どもたちが食べないので作る機会も減っていますね。
お子さんに野菜を食べてもらうのは、なかなかむずかしいですよね。 そもそもどうして野菜をとらないといけないかというと、ビタミンやミネラル、食物繊維が不足してしまうからなのです。果物もいいのですが、果物ばかりに頼ってとろうとすると、糖質過多になりがちになってしまいます。 生活習慣病の予防の観点から、厚生労働省が定める1日にとらないといけない野菜の量は、350gが目安とされています。これは生なら両手に乗るくらいが1食分で、加熱したものなら片手に乗るくらい。ただし、煮ものや炒めものなど調理法によっては、どうしても油や砂糖などもいっしょにとることになります。その分、余分に脂質や糖質を摂取してしまうこともあるので注意が必要です。良質なオリーブオイルなどを使ったサラダはいいですね。
わたしは仕事上、出張が多いので宿泊したホテルの朝食ビュッフェで栄養バランスのあるものを積極的に食べるくらいかな。あと、コロナ禍をきっかけに、ストレスが原因なのか、のどが閉じる感覚があって。今でもときどきご飯が食べられないことがあるんです。
それは大変ですね。わたしも同じような経験がありますが、食事がとれないのは困りますよね。でもそんなときこそ、野菜ジュースや豆乳、アーモンドミルクなどのドリンク類はもちろん、手軽に作れる粉末タイプのスムージーなどは栄養素を効率的 にとり入れることができるのでおすすめです。
「低糖質ケアスムージー」3種類をお試し!
今回の座談会では、「ラカントS」でおなじみのサラヤさんから発売中の商品、「ラカント 低糖質ケアスムージー」3種を実際に座談会のメンバーに飲んでいただきました。
野菜やフルーツの粉末をそのまま配合した粉末状の「ラカント 低糖質ケアスムージー」 は、サラヤの100%植物由来でカロリー・糖類ゼロの「ラカントS」を使い、自然な甘さが特長。しかも人工甘味料・保存料・着色料は不使用。低糖質なうえ、お悩み別に3つのタイプがラインナップしています。
●お腹をスッキリ整えたいときには…
レタス3個分※の食物繊維が入ったアップル風味の「リリース」がおすすめ。大麦若葉・モリンガに加え2種の果物(バナナ、アップル)と6種の野菜(にんじん、小松菜、白菜、キャベツ、アスパラガス、セロリ)の栄養素がとれます。
※栄養しっかりケアプラン(大さじ4杯)の場合。レタス1個加食部300gで想定。
●元気な体作りをしたいときには…
植物性たんぱく質6gとほうれん草23株分の鉄分※がとれるバナナ風味の「アクティブ」を。
ソイプロテインとヘンプシードプロテインに加え、2種の果物(バナナ、アップル)と5種の野菜(にんじん、カボチャ、セロリ、ブロッコリー、トマト)の栄養素がとれます。
※栄養しっかりケアプラン(大さじ4杯)の場合。ほうれん草(ゆで)21gで想定。
●ハリのある毎日を過ごしたい人には…
1日分のビタミンC100mg※が配合されたベリー風味の「ビューティ」がおすすめです。
6種のベリー(ストロベリー、カシス、ラズベリー、クランベリー、ブルーベリー、ボイセンベリー)と7種の野菜(にんじん、小松菜、白菜、キャベツ、アスパラガス、大麦若葉、セロリ)、3種のスーパーフード(カムカム、アサイー、チアシード)の栄養素がとれます。
※栄養しっかりケアプラン(大さじ4杯)の場合。レモンは果汁換算の場合で想定。
ラカント 低糖質ケアスムージー リリース<アップル風味>、アクティブ<バナナ風味>、ビューティ<ベリー風味> 各140g オープン価格
じつは、わたしは先にお試しさせてもらったのですが、豆乳やアーモンドミルク、牛乳、水など、なにで割るかによって味わいが変わるんです。豆乳やアーモンドミルク、牛乳で割るとトロッとして腹持ちがいいです。冷たい水で割ると、サラサラしていてゴクゴク飲めますよ。
たしかに。のどに違和感を感じている今のわたしには、豆乳割りは少しとろみが強くて飲みにくいかな。でも水で割ったバージョンはのど越しがよくてとてもおいしくてビックリ! なにで割るかで、こんなにもちがうんですね。
スムージーというと、やはりフレッシュなイメージがあるので、正直なところ粉末タイプってどうなのかなって思っていたんです。「野菜は生のままとるのがいいのでは?」という勝手な思い込みもあって。でも、想像以上にフレッシュな感じですね。わたしも、バナナときな粉と牛乳のスムージーをよく家で作るのですが、バナナ風味の「アクティブ」はそれに近い味。バナナの香りと甘さがすごく自然で、とっても飲みやすくておいしいです。
野菜や果物を粉末状にする工程では加熱が行われるので、熱に弱い酵素はなくなってしまいますが、意味がないかというとそうではないんですよ。酵素は生の食材にしか入っていないのですが、このスムージーでたんぱく質はとれます。そのたんぱく質は消化されると筋肉やホルモン、酵素などの材料になるので、またちがった働きで活躍してくれます。 熱に弱い乳酸菌も、生きて腸まで届かなくても腸内細菌のエサになることで、腸内環境をよくすることがわかっていますが、それと同じで決してムダにはならないんです。
作るのに手間がかからないのもいいですよね。自分で作っていた小松菜のスムージーの味にいちばん近いのがアップル風味の「リリース」なんですが、わたしはこれがいちばん好みでした。
ベリー風味の「ビューティ」は、冷たい水で割るとすごくさわやかで飲みやすく、これからの夏場にもピッタリだと思います。しかもこのスムージー、すばらしいポイントがあって。じつは、甘味には人工甘味料が使われていないんです。100%植物由来でカロリー・糖類ゼロの「ラカントS」が使われているので、糖質が気になる人にもうれしいアイテムなんですよ! そのうえ、保存料と着色料も入っていません。毎日続けるものには、こういったところまで体にうれしいものを選びたいですね。
そうですよね。これだけの野菜やフルーツを毎日、生でとるのはむずかしいですしね。ちなみに、どのタイミングで飲むのがおすすめですか?
とりたい栄養素をヘルシーにとれるという意味でも優秀ですね。原材料名に書かれている順番は、多く入っているもの順なので、ここにまずブドウ糖 果糖液糖など甘さを加えるものが入っていることも多いのですが、この商品は、アップルパウダーや粉末状大豆たんぱく(国内製造)、ストロベリーパウダー、野菜ミックスパウダーなど、素材を粉末にしたものが多く入っていて、素材の味わいと栄養がたっぷり入っているのがわかるのもうれしい点です。 わたしが飲むなら、忙しい朝か、もしくは間食で甘いものを欲しているとき。ほかの甘いジュースを飲むなら、カロリーが高いのに栄養素が空っぽのものよりも、「低糖質ケアスムージー」のようなよりヘルシーで栄養価の高いものを選ぶと罪悪感もないと思います。
朝飲むなら、ベジファーストで朝食を食べる前に飲んだほうがいいですか?
いいと思います! 朝食は、英語で「ブレックファースト(Breakfast)」といいますが、単語で分けると「BREAK」は「壊す」、「FAST」は「断食」という意味で、つまり「断食明け」という意味になります。この断食明けの状態というのは、とくに血糖値が上がりやすいです。ベジファーストで野菜から食べると血糖値の上昇を抑えてくれるので、このスムージーから飲むのは理に叶っていますね。ただ、朝いちばんでたんぱく質をとると、その日の食欲が抑えられるという研究結果も出ているので、ダイエット中の人はたんぱく質を食べながら、いっしょに飲むのもおすすめです。
これならお子さんもいっしょに飲みやすいし、ホットケーキミックスに混ぜて焼いてもおいしいと思います。ヨーグルトに混ぜてもよさそう。あと、100均で売っている調味料入れに入れて、シェイカーと持ち歩けば、出張中や外出先でも手軽に飲めますよ。
食事前に飲めば食べすぎ防止にもなりますね。毎日続けたいなって思いました。
日々の生活で不足しがちな栄養素を、手軽においしく補充できる粉末スムージー。まるで作りたてのような生食感は、感動ものです。まずは朝食や間食にプラスして飲む習慣をはじめてみませんか?
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<監修者PROFILE>
豊田愛魅
管理栄養士。東京家政大学卒業後、オーガニックカフェのメニュー開発や健康美容業界のマーケティングなどにも携わる。 「食を通した美と健康」を人にわかりやすく伝えることをモットーに、だれにでも真似できるズボラな美容法が人気。現在では、 TV、ラジオ、雑誌など各種メディア出演 、書籍、コラム執筆 、セミナー・講演・トークショー 、食品会社をはじめとする、さまざまな企業とのコラボレーション・タイアップ 、商品・レシピ開発ならびに番組企画監修など幅広く活動している。テレビ西日本 『CUBE』医食同源コーナーを持つほか、『「生きているだけで痩せる体」をつくる食事術 ずぼやせ』(光文社)など著作も多数。
撮影/田辺エリ 文/奥沢ナツ
協力/サラヤ