一般的に低脂質、高たんぱくで知られる魚介類。とくに「たこ」は、低脂質、高たんぱく、おまけに低カロリー。積極的に食べたいところですが、煮るとかたくなってしまうことが多いし、料理の食材として使うには、ちょっぴり使いにくいかも…? 今回の“ダイエットに役立つ栄養クイズ”、テーマは「たこ」。たこをやわらかく煮る方法や、たこの栄養素をうまく補う食べ合わせのよい食材まで、ダイエットに役立つ知識をクイズでゲット!
Contents 目次
問題1 「ゆでたこ」100gは、何kcal?
□82kcal
□91kcal
□106kcal
□125kcal
「91kcal」です
「ゆでたこ」は100g=91kcal。低カロリーであり、さらに高たんぱく質、低脂質です。独特の筋肉組織をもっているため、かみ応えがあり、しっかり咀嚼する必要がある食材ですので、ダイエット中には、おすすめです。薄く切って、お刺身として食べるのはもちろん、炒めものや煮ものでもおいしくいただけます。
問題2 「たこ」を漢字で表記したものは、次のうちどれ?
□章魚
□海鼠
□河豚
□公魚
「章魚」です
たこは漢字で「章魚」「蛸」などと書きます。そのほかの選択肢は、海鼠=ナマコ、河豚=フグ、公魚=ワカサギです。魚へんの漢字は、魚介類の仲間というところまではわかりやすいのですが、いざ読むとなると、難しいものも多いですね。でも、読めるようになると楽しいものですよ。
問題3 「たこ」に含まれていない栄養素は、次のうちどれ?
□ビタミンA
□ビタミンE
□鉄
□食物繊維
「食物繊維」です
問題1の解説でも記載したように、たこには、たんぱく質が豊富に含まれ、少量ですが、脂質も含まれています。ビタミンEやビタミンB12なども含まれており、さらに、上記の中では、ビタミンAや鉄も、少量ですが含まれています。一方、食物繊維は、ほとんど含まれていません。そこで、食事としていただく際は、わかめと酢のものにしたり、きのこ類と炒めたり、サラダにして食べたりするなど、食物繊維が多く含まれる食材と組み合わせるのがおすすめです。
問題4 「たこ」をやわらかく煮るのに関係が薄い食材は、次のうちどれ?
□塩
□炭酸水
□大根
□酢
「塩」です
「たこ」を煮ると、かたい食感になりがちです。そんなたこをやわらかく煮るのに関係が薄い食材は「塩」。生たこの下処理でぬめりをとるときに塩は必須ですが、煮るときには、炭酸水や酢を加えた煮汁で煮ると、やわらかく煮ることができます。また、たこをめん棒などでたたいて、筋肉組織を破壊し、やわらかくしてから煮るのもよいでしょう。大根にも、たこをやわらかくする効果があります。大根おろしとたこを組み合わせるのもよいですし、大根でたこをたたいてから一緒に煮るという方法も有効ですよ。
問題5 「冷凍たこ焼き」8個のカロリーよりもカロリーが低い組み合わせは、次のうちどれ?
□ご飯120g+納豆1パック
□コーンフレーク40g+牛乳120cc
□食パン4枚切り1枚+バター大さじ1
□冷凍うどん1玉+卵1個
「コーンフレーク40g+牛乳120cc」です
商品によって数値に差はありますが、冷凍たこ焼き1個=30kcalとした場合、ソースなどをプラスして、8個で約250kcalになります。上記の食材は、上から268kcal、225kcal、307kcal、297kcalとなりますので、コーンフレークに牛乳をかけた場合が、一番数値は低いです。たこ焼きは炭水化物が中心ですので、食事の主食に位置づけてもよい内容かと思います。