豚ひき肉とシンプルな調味料を煮詰めるだけで簡単に作れる「肉みそ」に納豆を入れたアレンジレシピをご紹介! 発酵食品ソムリエ・スーパーフードエキスパートの高木沙織さんに教えていただきました。ぜひお試しください。
Contents 目次
腸活や疲労回復効果も期待できる「納豆入り肉みそ」レシピ
こんにちは!
発酵食品ソムリエ・スーパーフードエキスパートの高木沙織です。
今回ご紹介するのは、「納豆入り肉みそ」のレシピ。
肉みそとは、ひき肉と香味野菜をみそや砂糖などで炒めて作る“食べる万能調味料”です。主食のご飯やうどんにかけたり、副菜の冷や奴、ふろふき大根に乗せたり、野菜炒めの味つけに使ったりと、幅広いアレンジが可能なので作っておくと重宝するでしょう。
また、甘辛な味つけによってご飯がすすむので、暑くて食欲が…なんてときにもおすすめです。しかも、ここではプラスもう一品・発酵食品の納豆も入れちゃいます!
おいしく食べて元気みなぎる「納豆入り肉みそ」、早速作っていきましょう。
<材料 3~4人分>
・豚ひき肉 200g
・長ねぎ 1/2本
・納豆 2パック
(A)
・ごま油 大さじ1/2
・しょうが 5g
・にんにく 5g
※しょうがとにんにくは、すりおろしたものを使います。
(B)
・みそ 大さじ3~4
・砂糖 大さじ1
<作り方>
1.【A:ごま油、しょうが、にんにく】、それと【B:みそ、砂糖】をそれぞれ混ぜ合わせておきます。長ねぎはみじん切りにしておきましょう。
2.Aをフライパンに入れて中火にかけます。そこへ、豚ひき肉、長ねぎの順にくわえて火が通るまで炒めましょう。油が気になるようであれば、このタイミングでペーパータオルでふき取ります。
3.2にBのみそと砂糖をくわえたら、水分をしっかり飛ばすように火加減を調節しながら炒めていきます。
4.3に納豆をくわえましょう。ざっくり混ぜ合わせるくらいでOK。
あとは、お皿に移したら「納豆入り肉みそ」の完成です。
甘辛さをより強調したい人は、豆板醤を少量足してみてもいいでしょう。
ひき肉のうま味やみそのコク、香味野菜の風味が口いっぱいに広がる「納豆入り肉みそ」は、ご飯にかけるだけでも立派なごちそうになりますが、いろいろなアレンジができるのが魅力です。
※残った分は冷凍庫で1週間ほど保存可能ですが、なるべく早めに食べきるようにしましょう。
納豆とみそ、Wの大豆・発酵食品にくわえて、豚肉の疲労回復効果やしょうがの温め効果にも期待できるので、元気が足りていないなというときにぜひ作ってみて。
■Wの大豆&発酵パワーおさらい■
「納豆入り肉みそ」は、納豆とみその2つの大豆製品を使っています。
【納豆】
納豆は、たんぱく質やビタミンB2、ミネラル、消化酵素が豊富に含まれており、整腸作用、血栓の予防、高血圧の予防、骨粗しょう症の予防などに効果を期待されている食品。
【みそ】
善玉菌(乳酸菌)を多く含む、プロバイオティクス(腸を元気にする働き)食品。
薬膳の世界では、胃腸を整えて、消化を促進すると言われています。さらに、“メラノイジン”という強力な抗酸化作用を持つ色素成分を含むみそは、体を若々しく保ってくれるアンチエイジング食品でもあります。
*写真は本人によるもの
【所有資格】
発酵食品ソムリエ/ジュニアスーパーフードマイスター/スーパーフードマイスター/スポーツスーパーフードマイスター/雑穀スーパーフードマイスター/トップスーパーフードマイスター/スーパーフードエキスパート/産前産後ヨガインストラクター/筋膜リリースヨガインストラクター/Core Power Yoga CPY/リフレッシュドライヘッドスパ/アロマ空間デザイン