問題１　お好み焼きの生地のベースとなる食材のうち、一番カロリーが低くなるのは次のうちどれ？

□薄力粉100ｇ
□薄力粉50ｇ＋米粉50ｇ
□薄力粉50ｇ＋山いも100ｇ
□お好み焼き粉50ｇ＋オートミール粉50ｇ

「薄力粉50ｇ＋山いも100ｇ」です

お好み焼きの生地を作るとき、何を使用していますか？　小麦粉を使う方や、お好み焼きの粉を使うという方も多いと思います。上記を比較すると、上から349kcal、353kcal、294kcal、343kcal。小麦粉、米粉、お好み焼き粉、オートミール粉は、カロリーの差が、さほどないため、どれを組み合わせても同じくらいのカロリーとなります。一方、粉類を減らし、すりおろした山いもなどを加えると、カロリーをカットすることができます。

問題２　お好み焼きのトッピングの組み合わせとして、一番カロリーが高い食材は次のうちどれ？

□豚バラ肉60ｇ＋キャベツ80ｇ＋ソース大さじ１
□いか60ｇ＋チーズ30ｇ＋マヨネーズ大さじ１
□厚揚げ80ｇ＋天かす大さじ２＋ケチャップ・マヨネーズ各大さじ1/2
□もち２個＋明太子30ｇ＋ポン酢しょうゆ大さじ１

「豚バラ肉60ｇ＋キャベツ80ｇ＋ソース大さじ１」です

お好み焼きに組み合わせる材料は、いろいろとあります。上記の材料の数値で比較すると、上から282kcal、255kcal、258kcal、270kcalとなります。材料の中では、豚肉の部位の中でもカロリーの高い豚バラ肉を含めた組み合わせが一番高くなります。なお、豚バラ肉を豚もも肉に変更すると、キャベツ、ソースとの組み合わせで合計145kcalと、100kcal以上も減らすことができます。お好み焼きは、チーズや天かす、マヨネーズなどカロリーが高めな食材と相性がよいものですが、問題１でとり上げた生地の内容も考え合わせながら、具材・調味料をバランスよく組み合わせて楽しみたいです。

問題３　問題２の具材の内容で比較したとき、塩分が一番高いのはどれ？

□豚バラ肉60ｇ＋キャベツ80ｇ＋ソース大さじ１
□いか60ｇ＋チーズ30ｇ＋マヨネーズ大さじ１
□厚揚げ80ｇ＋天かす大さじ２＋ケチャップ・マヨネーズ各大さじ1/2
□もち２個＋明太子30ｇ＋ポン酢しょうゆ大さじ１

「もち２個＋明太子30ｇ＋ポン酢しょうゆ大さじ１」です

お好み焼きは、カロリーが気になる料理のひとつかと思いますが、塩分も少し意識したいところです。選択肢の具材に含まれる塩分の量は、上から0.9ｇ、1.3ｇ、0.4ｇ、3.1ｇと「もち２個＋明太子30ｇ＋ポン酢しょうゆ大さじ１」が一番高くなります。明太子は塩分をかなり含んでいますが、ポン酢しょうゆの代わりに、うま味のあるかつお節や、青のりなどを組み合わせると、塩分をかなりカットすることができます。

問題４　たこ焼き（小麦粉・卵・だし汁・たこ）を作った場合、不足する栄養素は次のうちどれ？

□ビタミンＣ
□ビタミンＥ
□カルシウム
□鉄

「ビタミンC」です

たこ焼きは、お好み焼きと比べると、たくさんの種類の具材を入れることは難しいため、全体的に栄養素が少なめになり、その分、栄養素も偏りがちになります。さて、「小麦粉・卵・だし汁・たこ」の生地でたこ焼きを作った場合、ビタミンＣがほとんど含まれていません。そこで、生地に青ねぎや細かく刻んだキャベツなどを加えると、ビタミンＣを補給することができます。

問題５　次の郷土料理の中で、小麦粉を使用していないものは、次のうちどれ？

□ひっつみ
□おっきりこみ
□ねぎやき
□ごじる

「ごじる」です

「ひっつみ」は、岩手県や青森県などに伝わる郷土料理で、小麦粉を水でこねたものを、引っ張って手でちぎりながら作る汁ものです。「おっきりこみ」は、幅の広い麺（うどん）で、群馬県などで有名です。「ねぎ焼き」は、近畿地方でよく見受けられる、お好み焼きに似ているもので、青ねぎをたっぷりと小麦粉生地に合わせて焼いたものです。「ごじる」は「呉汁」と書きます。大豆を水につけて、すりつぶしたもの（＝呉）を加えた汁もののことで、鹿児島県や宮崎県、富山県などで食べられています。