気温の低下や空気の乾燥で不調が多くなる季節。さらに、年末年始に向けて忙しい時期に入ると体調を崩してしまうことも多くなります。そこで今回は、温活の名医・イシハラクリニック副院長の石原新菜先生に、体調管理や風邪対策におすすめのホットドリンクを教えてもらいました。
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絶対に風邪をひきたくない!この時期おすすめのホットドリンクとは?
石原先生によると、風邪対策で大切なのは体をしっかりと温めることだそうです。
「体を温めると血流がよくなり、白血球の動きも活発化して免疫が高まると言われています。そこでおすすめなのは、手軽にとり入れられるホットドリンクです。勉強、仕事、運動、家事などの合間にとり入れて、体の中から温めて風邪対策をしましょう。
おすすめなのは、レモン、ブドウ、リンゴ、などの“ビタミンC”、“ポリフェノール”を多く含む食材と体を温める食材の組み合わせです」(石原先生)
また、疲労をためないことも大事なポイント。今回のレシピで使うレモンに含まれるクエン酸は疲労感を軽減するのに役立つそうです。これらの食材を日常にとり入れて、風邪に負けない体を手に入れましょう!
体の中からじんわり温まる。はちみつレモンジンジャー
<材料 ひとり分>
・水 180ml
・レモン果汁 大さじ1
・すりおろしのしょうが 5g (またはジンジャーパウダー 小さじ1/2)
・はちみつ 大さじ1
・片栗粉(または葛粉)小さじ1
<作り方>
材料をすべて鍋に入れてよく混ぜ、弱火でゆっくり混ぜながら煮立たせる。
●ポイント●
葛粉には葛根湯に配合される成分が含まれていて、血行促進作用があり体を温めます。片栗粉もとろみをつけることで温かさが長持ちする効果があります◎
スパイス香る♪ノンアルコールホットワイン
<材料ひとり分>
・100%ぶどうジュース 150ml
・レモン果汁 大さじ1
・しょうがのすりおろし 5g (またはジンジャーパウダー小さじ1/2)
・シナモンパウダー 小さじ1/8
・クローブパウダー(あれば) 少々
・はちみつ 小さじ1
<作り方>
小鍋にすべての材料を入れて弱火にかけ、ゆっくり混ぜな がら温める。
甘酸っぱさがクセになる。ホットアップルレモンジンジャー
<材料 ひとり分>
・リンゴジュース 150ml
・レモン果汁 大さじ1
・しょうがのすりおろし 5g (またはジンジャーパウダー 小さじ1/2)
※お好みで、はちみつ 小さじ1
<作り方 >
材料を耐熱カップに入れ、電子レンジ600Wで1分〜1分半温める。
寒いときに飲むホットドリンクってほっこりしますよね。風邪予防や疲労解消のほか、緊張した心もリラックスしてくれます。仕事合間のチルタイム(ゆっくりする/休憩など)にもおすすめ。ぜひ、作ってみてください。